
足りないものは補う!(婦人科がんとHRT)
お陰さまで卵巣がんを発症から10年経つのですが、この間
何が辛かったと聞かれれば更年期症状です。
私の場合、抗がん剤の副作用も強かったけれど、吐気は1週間
脱毛は半年、食欲不振は1年、痺れは2年でほぼ収まりました。
でも、倦怠感などの更年期症状はいつまでも続き、軽減する気配
がありませんでした。骨密度も心配でした。
主治医は非常に患者を尊重する人でしたが、更年期症状はスルー
ホルモン補充療法(HRT)も「年齢的に必要ない」とピシャリ
しかし、今年の世界卵巣がんデーでスマイリーの講座を聴講したら
最近の研究で、婦人科がん治療後のホルモン補充療法は、幅広い
年齢層で多岐にわたって治療後のQOLを改善できると知りました。
私も「HRTで改善する可能性があった」年齢でした。
卵巣がん、治療成績は向上しつつも厳し目、治療がキツイので
後遺症もキツめなのですが、それでも支持療法もどんどん進歩しています。
また、婦人科がん治療後の更年期症状との付き合い方について
富士製薬さんが、患者さんむけのわかりやすい冊子(電子ファイル)を
ホームページで公開してくれています。どうぞご覧あれ!
(余談)富士製薬のHPをあちこち見ていたら、同級生が
社外取締役として微笑んでいたのでビックリ!