longcovidからのリハビリ③【倦怠感が強まる】
第7波になってから、後遺症の最も多い症状として倦怠感が挙げられています。ワクチン接種でも発熱や倦怠感などの副反応が言われていましたが、自分のワクチン接種経験では軽い筋肉の痛み程度しかなかったため、倦怠感は初めての経験でした。
倦怠感は1日中感じる訳ではなく、1日の中での波や、日によっての波がありました。特に目覚めてから午前中いっぱいは、手足がしびれる感覚があり、じっと横になって時が過ぎるのを待つ状態でした。また午後から調子が上向けば、通院など外出をすることもありましたが、その通院先でBスポット治療を受け少し元気になり帰宅をしてから、通院移動などの負荷がかかることで夜にはまた倦怠感が悪化することがありました。日による波も大きく、これも前日の移動、ちょっとした作業などによって、翌日の倦怠感がかなり大きくなることも良くありました。
平畑先生の新型コロナ後遺症のサイトには、2週間単位で様子を見ながら慎重に負荷を調整する旨が記されており、もし無理をすると反動が起こり、場合によっては後遺症の悪化要因にもなることは、事前に理解していたつもりでした。実際に日によっての倦怠感の波と、自分の行動や負荷を考えると、思っていたよりもかなり慎重にしなければいけないことに気付かされました。
当初は通院する際に、電動自転車で駅まで移動、そこからバスと徒歩で、という手間をかけていましたが、だんだん帰り道が苦痛になって、タクシーでの通院を余儀なくなれました。そして後遺症発症から一月の間は倦怠感は徐々に強まりました。後遺症外来や漢方内科の予約を入れたものの混雑で当面は受診できないため、Bスポット治療だけではなかなか展望が見えない日々が続きました。
参考文献
1) 平畑光一, 新型コロナ後遺症
※本記事は個人の体験に基づくものです。