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北一硝子、麺一丁

あののオールナイトニッポン0が放送されている真夜中に目が覚めて、そのまま朝になったけど、朝の薬で8時過ぎまで眠れた。

今日は小樽に一泊する。隣町だからゆっくり出発する。

国道沿いの、トマトと卵の刀削麺がある中華屋に行くと、帰る時「オモウマい店」のステッカーが貼っているのに気づいて、いかにもそんな雰囲気だったので笑った。

トマトと卵の刀削麺

雷電だんごを買いに共和町までさらに1時間車を走らせる。弾力のあるおいしいみたらし団子で、真空パックにしていても賞味期限は短い。


小樽に戻って、ホテルにチェックインしたら、
有名な北一硝子というガラス工芸品のお店に見たいものがあって行く。小樽運河近くのお店は軒並み6時頃に閉まると知り、もう陽が落ちてきていたので急いで向かった。

昼間は人でいっぱいのおみやげ屋の通りは暗くガランとしている。
北一硝子には何年も来ていなかった。色鮮やかなガラスペンにうっとりしたのはまだ20代の頃だった。けれども、当時の価格で5,000円。とてもじゃないけど買えないとあきらめた。

時が経ち、再びガラスペン売り場へ。
いろんな形や色、デザインのペンがある。試し書きもできる。欲しいと思ったものは今では8,000円になっていた。

いつか買える日が来るかは別として、また見に来よう、楽しみができたと自分に言い聞かせ、ガラスペンコーナーから木の階段を降りた。

店内をいろいろと見てまわり、代わりに水色と紺色の小さな丸い飾りのついたマドラーを旅行の記念に買った。

アーケードの中華屋で塩やさいラーメンを食べると、寒い中しばらく歩いた体が温まった。小樽はあんかけ焼きそばも有名で、このお店でも多くのお客さんがあんかけ焼きそばを注文していた。店員さんはオーダーが入ると、「麺一丁!」と厨房に言う。あんかけ焼きそばのことを麺と略しているのがおもしろい。

ホテルに戻って、自動販売機コーナーで缶コーヒー、缶紅茶をたくさん買い部屋に戻った。
バスルームにお湯を少しだけ張り足湯をした。

いつもは小樽に夜までいることはあまりない。昼間見て帰るのがほとんどだったけど、今日は遠くの町まで足をのばしたあとにも小樽市内を観光できた。

ルタオで買ったナイアガラという白ブドウ味のホワイトチョコを深夜に味わう。いい香りで甘さが絶妙だった。

翌朝の小樽運河

(2024.10.30〜31)

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さと
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