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雑感400 ~自分らしく生きる~

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「毎日の読書から、だいたい400文字の雑感を。」の雑感400シリーズをまとめています。雑感は、本の要約ではなく、本との対話によって湧いてくる自由な考えです。特に「自分らしく生きる…
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#生きる

『楽して学ぼうとする大人の自分』雑感400_64

毎日の読書から、だいたい400文字の雑感を。 自分がどうやって学んできたかを思い出そう 子供の成長スピードには、驚かされる。この半年だけでも、できるようになったことがたくさんある。 ひらがなを自分で読み書きできるようになった! (→おかあさんを「あ」か「お」さんと書いていた) チャーハンをこぼさずに1人で食べられるようになった! (→食事中に着替えることは幾度もあった) 朝、一人で着替えられるようになった! (→外を歩かせられない組み合わせもあった) おもちゃの衝

『ただそこに咲いている自分』雑感400_63

毎日の読書から、だいたい400文字の雑感を。 咲いているときだけが花ではありません。枯れてしおれた姿も、また、花なのです。 露堂々(ろどうどう) "真理はそこかしこに堂々と露わになっている"という意味。咲いても枯れても、ただ、その本分をまっとうする姿に真理があらわれる。 「ただ本分をまっとうする」とは、はからい(勝手な決めつけや思い込み)がないことだ。花は綺麗だと褒められたくて咲くのではなく、ただそこに咲く。 では、自分の真理はどのようなときに露わになっているか。や

『他を愛するために、己を愛せ』雑感400_62

毎日の読書から、だいたい400文字の雑感を。 己を愛するがごとく、他を愛せ "言うは易く行うは難し"の代表例のような言葉。 『あなただけではなくあなた以外の他者も、誰もが自分を最高に愛しいと思っている。それであれば、他者が自分を愛しいと思う気持ちは自分ごとのようにわかるはず。だから、他者を愛するのは当然ではないか。』 そういう話だろう。 この話は、己を愛することからはじまる。己を愛する気持ちがわかるから、他者が己を愛する気持ちに共鳴できる。他者に愛を与えられる人は、

『自分には眩しすぎる』雑感400_61

毎日の読書から、だいたい400文字の雑感を。 ほしいものを手に入れることができない最大の原因は、自分がほしいものをよくわかっていないことだ。第二の原因は、たとえ自分がほしいものはわかっていても、ほしくないものに意識をむけていることだ。 どうやら、欲しいものを手に入れることは骨の折れる作業のようだ。 "自分がほしいものをよくわかっている"とは、鮮明なイメージ=ビジョンが描けている状態だ。だが、「あなたのビジョンはなんですか?」と問われ、明確な答えが返せる人は決して多くはな

『信念は都合よく曲げたほうがいい』雑感400_60

毎日の読書から、だいたい400文字の雑感を。 人生は自分の信念を反映しながら展開する。だから、人生を変えたければ、信念を変えなければならない わかるようでわからない「信念」という概念。いくつかの定義を拾ってみた。 □ 真実として自分が受け入れている情報 □ 解釈や行動を決める基準 □ 自分なりに世界をみる仮の視点 『世界に対する主観的な仮の視点』とでも整理できそうだ。人それぞれに異なり(=主観)、変えることができる(=仮)特性を持つ。 信念はどのように人生に働きかけ

『生のリアリティ』雑感400_59

毎日の読書から、だいたい400文字の雑感を。 朝起きたとき、「やはり生きていたな」という、若いときにはあまり感じなかった感動があります 当時100歳を迎えようとする著者は、朝起きたときにこのような感動を覚えていた。そして朝起きると、今日もまた仕事ができると喜びを感じていたという。 ここから、私は強烈な「生のリアリティ」を感じずにいられなかった。 不確かなことばかりの人生にも、確かなことはある。 それは「人生には必ず終わりがある。そして、その終わりがいつ訪れるかはわか