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原木しいたけ栽培

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原木椎茸栽培における有効積算温度の活用

原木椎茸栽培における有効積算温度の活用


1. 有効積算温度の概要原木椎茸栽培において、植菌後から子実体(きのこ)発生までに必要な有効積算温度は、品種や栽培条件によって異なりますが、一般的に4000〜4500℃日程度とされています。

2. 有効温度量(TU)の計算有効積算温度(℃日)は、日々の有効温度量(TU)の総和として求められます。TUの計算には、森永(1989)による式が扱いやすいです。

2.1 計算式

T: 気温(℃)
T

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