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感情的なリーダーが犯した失敗

かつての上司は、とても感情的なリーダーでした。

よくいる「背中を見て覚えろ」というタイプ。

部下と飲みに行っては熱心に話を聞き、励まして
モチベーションを上げようとしていました。

リーダーである自分がプレイヤーとしてトップの
成果を出し、部下がそれを真似して学ぶという
スタイルこそが「正しいマネジメント」だと信じて
いたということですが、部下たちは期待したほど
成長しなかった。

日本の学校教育では「空気を読むこと」を練習させ
られます。

たとえば国語教育では、作者や登場人物の気持ちを
汲み取り、「なにを考えているのか」が問われるわけ
です。

作文でも、感情の機微を読み取り、それを正しく
伝える力が試されます。

いいかえれば、「空気を読む」ことばかりを強いられ
てきたのです。

したがって、組織マネジメントとはそうした「国語」
的なものだと考えていたと振り返っています。

人の心やことばの間を読み取り、相手の心を動かす
ことが正しい組織運営だと考えていました。

しかし識学と出会った結果、組織マネジメントには
「数学」や「物理」のように、公式があることを教え
られました。

数学のように理論でマネジメントすることで、組織が
強くなるということ。

しかもそこには一定の公式があるので、エラーがなく
なり、再現性もあるでしょう。

つまりは「できる人」「できない人」の差がつかず、
やれば誰でも成果が出せるということです。

参考書籍:『リーダーの仮面 ーー 「いちプレーヤー
」から「マネジャー」に頭を切り替える思考法』
(安藤広大 著、ダイヤモンド社)


#マネジメント #リーダーシップ #ワークスタイル
#コミュンケーション #成果 #働き方


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