tǎng píng 躺 平
躺平とは横になる・寝そべるという意味合いの言葉が、現在の若者世代の中でネット上で使われるようになりました。
幼いころから激しい競争を戦い続け、努力し大学に入学し、社会に出ても尚、昇進・昇給といった競争が一生続く環境に疲弊した若者が、躺平族/躺平主义という言葉を使うようになりました。
中国にある常識としまして、、、
・昇進・昇給を目指し残業する=仕事を頑張っているという評価
・家を買う
→中国では男性は結婚前に家を用意しないといけない考えが常識となっています。
・車を買う(海外メーカーの車種でないと恥ずかしい)
・結婚適齢期に結婚をし、子供を産む(親に孫を見せることが親孝行)
上記のような中国で「常識」と言われることにとらわれず、生きていくことを選択した状態を指すようです。
「仕事をしない」「無職になる」ということではなく、
昇進・昇給も望まないから不必要な残業や休日出勤はしない。
家も買わない・それで結婚できないならそれでいいという考え方です。
一切の競争から身を引き、最低限の生活をし、人生に一切の波風を立てずに
ただ、ただ平穏に生きていく、自分の為だけに生きる、
このような考えは否定的に受け止められてしまう傾向があります。
自分らしい人生の選択をしていくことができるといいですね。