【写真日記】白き冬のために刺繍三昧
ハリケーンシーズン(直撃ではなくトロピカルストームになった後の影響)で、お天気がジェットコースターのような今日この頃のNYです。
内陸を通っていったハリケーン・デビーに続きハリケーン・エルネスト。これは、はるか東の海をカナダに向かって北上したのですが、その時に発生した雨雲でロングアイランドにも被害が出ました。
フラッシュフロッド。日本語でいうと鉄砲水。警報が出ていたのですが、ついに、みんなが大好きな自然保護区で土砂崩れ。道路を挟んで海の前にあった池が、その道路が崩れたことで決壊し、全て海に流れ出てしまいました。
去年の春、イギリスから引っ越してきた知人は、そこを散歩したくて家を決めたので、かなり落ち込んでいる様子。海と森を感じられる綺麗な公園でした。復興にはまだしばらくかかりそうですが、みんなの思いは大きな力。きっとまた元の美しさを取り戻してくれると信じています。
さて、私と言うと、文章も書かずせっせと針仕事中です。急遽決まった来月末の地元アートフェスへの参加。まあ、ちょこっと便乗するくらいなんですが、刺繍作品を提出するのでその準備。
夏の終わりの寂しさも、物思う秋の気配もさておき、クリスマスに没頭。白糸刺繍のクリスマスオーナメントを作っています。
ハートとクロスとツリー。スノーフレークも作るかなあと思ったり。びっしりかがるか、余白を楽しむか、悩ましいところです。地味かなと思った小さいクロスが案外お気に入りだったりします。
時間があったらサンプラーも作りたいので図案も書いたりしていますが、とりあえず優先順位は気軽に手に取ってもらえるオーナメントかな。
でも、ちょっと疲れたので、来週は気晴らしに何かスイーツを作って、新しい詩でも書けたらいいなあと思います。
さすがに、図案とにらめっこばかりで、疲労困憊の毎日ではとろけるような恋の歌は無理です。人間、潤いが大事。バランスよく、秋に置いて行かれないよう過ごさないと、ですね。