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「NEC the WISE」に見るファッション領域におけるAI活用の可能性

様々な分野で用いられているAIですが、AIがデザインした服によるファッションショーが開かれていたのをご存じでしょうか。

NEC the WISE特別企画~さいたま国際芸術祭2020Art Sightama~「さいたまコレクション」
https://jpn.nec.com/ai/art-sightama/index.html

2020年秋のさいたま国際芸術祭にて、最先端AI技術群「NEC the WISE」によるファッション&アート企画「さいたまコレクション」での取り組み。SNSで公募した画像ならびに「ファッションセンターしまむら」からの提供画像により、画像生成用AIがデザインを作成。次に分析用AIに、服飾専門家やファッションデザイナーの判定基準を学習させ、「さいたまコレクション」に相応しいデザインを選出した。

コーディネート提案やトレンド予測など、アパレル業界におけるAI活用は近年増えていますが、AIがファッションを生み出すというのは興味深いですよね。

このNEC the WISEの取り組みで重要になるのは、人により感性が異なるファッションという領域で、分析用AIによる判断基準を設けたことだと考えます。

昨今、画像解析データの活用は進んでおり、CCCマーケティングでも来店客の画像を顧客分析や広告、商品提案に活かす取り組みを行っています。 

将来的に人の感性や気分という面でもAIの学習・分析が加わることで、その日のお客様の気分に合わせた提案ができるなんてことになると、提案される側・する側も楽しくなりますね。