パリコレ出張での出費で「結構かかるな、、、」と感じたのは何?それは意外なものだったんだ
私、高嶋一行は「Showcase Tokyo」という日本ブランドのエージェントを運営しています。
業務内容は、イギリスを拠点に日本ブランドの海外セールスを行うことです。
主にパリコレ期間中にパリにて展示会を開き、世界中のバイヤーを呼び込み。
そして担当する日本ブランドの海外営業のお手伝いを行っております。
http://www.showcasetokyo.co.uk
このnoteのマガジンでは、パリの展示会での出来事から日本ブランドの海外進出に向けたヒントや方法。
その他、海外ファッションに関することをご紹介して参ります。
パリコレ出張での出費で「結構かかるな、、、」と感じたのは何?
パリコレ出張をしているといろいろと出費がかさみます。
交通費に宿泊費、それに展示会を開くデザイナーであれば会場費だってかかります。
その中でも「結構かかるな、、、」と感じた出費があります。
それが「食費です!」。
ここで言う食費は、スーパーで買う食材からレストランでの費用、昼食代、軽い飲み代などを含めます。
これらをまとめると本当に高い!
パリって結構食費にお金がかかるんです。。
東京で1人暮らしをしていたときは、欲しい服を買いすぎて毎日をお茶漬けだけで過ごしたことがある僕が。
お肉は高いから節約の敵だ!と決めつけて、もやしばっかり買っていたのに、パリでは食費が高い高い。
そんな心の叫びと共に、今回はパリでの食費事情についてご紹介したいと思います。
外食が高いんだ!パリは
やっぱり食費が高くなる1番の原因は外食でしょう。
パリでは20%の消費税が外食にはかかります。
単純に普段の外食が2割り増しの金額になると言うことです。
なので日本人の感覚からするとマクドナルドでもパリだと割高感を感じます。
この2割り増しって、ジャブのようにジワジワ効いてくるのでパリに滞在した方なら「なんか食費高いなぁ」と感じる原因だと思いますよ。
そこにプラスして1ユーロが130円くらいのレートだという事実も加わってきます。(2018年5月現在)
これは僕個人の肌感覚ですが、1ユーロが100円だと「まぁこんなもんかなぁ」と思える値段が、1ユーロが130円として計算すると「あれ?なんか高くない?」と感じるんです。
簡単に言えば普段の買い物が1.3倍となるイメージ。
150円のジュースがいきなり1.3倍の195円となればやっぱり高いですよね。
ユーロを常に円に換算して買い物をすると、なんでも高く感じてしまうんです。
このように消費税20%と1ユーロ130円問題が重なって、食費が高い!となってしまう。
ほんと、エンゲル係数上がりますからね。
チェーン店が少ないパリ
さらにさらに、パリってチェーン店が少ないんです。
マクドナルドなどのファストフード店はありますよ。
でも、大戸屋とか吉野家とかなんです。
なのでちゃんと座って外食しようとすると普通に2000円や3000円ほどかかります。
吉野家みたいにワンコインでササっと済ますことってなかなかできないんですよね。
パリってそれぞれのレストランに個性があったりして、それはそれでいいんですが。
毎日毎日が本格的な外食だと胃腸にも負担がかかるので出張の最後の方はキツイキツイ。
日本の気軽で安く夕食が食べられるチェーン店って改めてありがいと思いますよ。
ちなみに牛丼はパリでも食べられますが、確か2000円ほどしたような気がします。
今度、美味しいかどうか試してみようと思っています。
気軽!手頃!なら? チャイニーズデリがオススメ
もう疲れた〜なんて日は、テイクアウトでテキトーに買って部屋でゆっくりしたいんです。
そんな時に重宝しているのがチャイニーズデリ。
中華料理のテイクアウトのお店なんですが、パリのいたるところにあります。
全ての料理が量り売りで、しっかりと温めて用意してくれる。
そして味もハズレなし。さすが中華!といったところでしょうか。
値段も1000円前後でお手軽なので、パリの夕食難民になりそうな時は中華デリでしょう。
フレンチとかビストロとか、イタリアンとか。
パリは美味しいお店がたくさんありますが、やっぱり日本食や中華料理って落ち着きますよね。
あっ、日本食のお弁当やレストランもあるんですが、ちょっと割高なんです。
日本人オーナーによるカレーなどもあるんですが、日本で食べると800円くらいの物がパリだと1600円くらい。
やっぱり2倍近くかかってしまうんですよねぇ。
パリコレ出張では食費に気をつけろ!
ほんと、びっくりしますよ。
えっ?こんな食費にお金かけた?って感じです。
デザイナーであれば経費にできるかもですが、会社勤めなら食費は実費だったりするのかな?
それなら結構痛い出費だと思います。
まぁ、せっかくパリに来たのだから美味しいものを楽しむのが1番の理想ですけどね。
僕のようにクレジットカードの請求額でビックリすることがないようにご注意を!
「パリ出張はエンゲル係数高くなる問題」これ、パリ滞在あるあるですよー。
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と話はここまでですが、おまけとして僕が毎シーズンパリに来ている時に重宝するレストランをご紹介します。
展示会がパリの4区かな?マレと呼ばれる地区なので、その周辺が多いですが。
しかも全て周りのデザイナーさん達に教えてもらってお店ばかり。みなさんありがとうございます。。。
なので!パリでレストランどうしよう、、、となった時に庶民的な価格で楽しめる場所って知っておきたい。
そんなお店を厳選して5つ紹介します!
ということで早速、参りますよー。
ここの中華はパリに来た日本人が愛用している率が高いかもです。
デザイナーさんなどいらっしゃってたりします。
パリなのに安い!そして本格中華でうまい!
ほんと、ここいいですよ!
ただし、四川料理?だから?辛いんです。
辛さの度合いを選ぶことができるですが、最低の「辛さ1」でもすでに辛い。
辛さ2にしようとすると、店員さんに「辛いけど大丈夫か?」と確認されます。
それぐらい辛いです。
2、Le Rusti
パリなのにイタリアン?
というツッコミはさておき、ここも庶民的なお店。
値段が手頃であり、そしてボリューミー。
多分女性なら1つのパスタプレートを間食することはできないかも?です。
なので女性2人なら、前菜とメインをシェアする作戦がいいかも。
もしくは3人で2皿のパスタをシェアするとか。
チーズたっぷりのペンネパスタやアサリが美味しいボンゴレなどを食べたことがありますが、ほんと美味しい。
そして2000円くらいで食べられるパリにしてはお手頃な価格もナイスです。
いろいろなスタイルの料理があって、アメリカンなハンバーガーや日本風な照り焼きサーモンなど。
ビストロ?なのかな? ここも比較的お手頃です。
日本語に対応したメニューが入り口の電子掲示板で見ることができます。でも日本人の方は少ない印象。
オシャレで立地も良くてパリっぽく夕食が楽しめるスポットとして「困ったらココ」という感じ。
パナシェというレモネードとビールを合わせたドリンクをよく飲みます。
1度だけ行ったことがありますが、ほんとの大衆食堂といったところ。
パリのオシャレな感じはここにはありません。
カンボジア料理のお店ですが、日本でカンボジア料理ってあまり食べないので、いいキッカケかもです。
お米の麺かな?どんぶりにたっぷりと麺と具が載った料理は安くて美味しかった。
節約したパリ滞在なら、ここを活用すればいいのではないか!と思えるお手頃な食堂です。
ベトナム料理などと近い感じがするので、東南アジアっぽさを味わえるイメージです。
5、MI-VA-MI
ベジタリアンの味方「ファラフェル」。
パリの一角にファラフェルの激戦区のような場所があって、お手頃価格で美味しいファラフェルが食べられるんです。
ショップの中で食べることもできるし、テイクアウトも早い。
値段も8ユーロなど小慣れた価格でボリューミーあるファラフェルサンドが食べられます。
周りにたくさんのファラフェルのお店があるので、混み具合を見て入るお店を変えてみるのもいいかもです。
という感じに高いパリの外食費の中でも、比較的リーズナブルなお店を選んでやりくりしています。
ただ大前提にパリって「どこのお店に入ってもハズレが少ない」という法則が経験上あります。
なので、せっかくの滞在中はいろいろなレストランを試して見たいですよねぇ。
ちなみに繰り返しますが、上記の5件は全て一緒に食事をした方に紹介してもらったところばかり。
自分では全く開拓していません!笑
みなさん、それぞれにパリのオススメのお店があったりするので紹介してもらうと新しい発見がありますよ。
みなさんに上記の5件がお役に立てると幸いです。