夜道20241003

救ってくれ。苦しい。すべてが嫌な気持ちになりながらこの文章を書いている。この湿気だとか、曇った天気だとか、汚い部屋だとか、醜悪な己自身だとか、長いこと洗っていない寝巻のベトついた感触だったりとか、全てが嫌だった。だから、さんぽをしたのは昨日の夜のことなのだけれど、今になってその散歩のことを書こうと思っている。文章を書いて救われようと思ったのはこれが初めてかもしれない。
あ~、気持ち悪い。ずっとそう。それを忘れて何かをしていないうちは、ずっと気持ち悪いのだ。気分が晴れない。
昨日の夜はまあいつもの如くアイデアに詰まって散歩へと出かけた。その時も、腹に残ったカフェオレとエナジードリンクが混ざり合って不快な臭気を胃から発している。
今書いている小説のことについて考えていた。大まかなプロットだけ書いてすぐに書き始めてしまう執筆スタイルのものだから、途中で訳が分からなくなってどこに着地すればいいのか分からなくなるのだ。だいたいの終着点は決まっていたけれど、なんとなくしっくりこない。書いているうちににょきっと生えてきた俺がただただしたいだけのことの回収もできない。そうして悩んでいると、今思い描いている終着点を通過点にして、別のエンディングを用意すればいいんじゃないかとひらめいた。当初予定していた物語の構造とかテーマとかとは大分異なるけれど、それは俺が無計画にバラまいてきた伏線などもすべて回収する円満なシナリオ。俺はそれを思いついたとき地団太を踏みたくなった。嬉しくて、嬉しくて、満ち満ちた気持ちになったのだ。俺はこの瞬間のために創作をしているのだと真剣にそう思った。誰かに見られなくても、その瞬間を味わうことが出来れば俺は満足なのかもしれないという作家的資質に見舞われたようでそういう自意識的な喜び方をしてしまう自分にも腹が立ったけれど、その時はそんな腹の虫の鳴き声すらも心地よかった。
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サラダチキンバー
なんかさっぱりして尚且つきちんとしたものが食べたくなりこれを食べた。俺の中では珍しいチョイスです。
昨日の夜のことを思い出して来たら気分が昂ってしまった。先までの気持ち悪さは、シャワーを浴びるのと洗濯物を干すのとこうして文章を打ちこむので大分和らいだ気がします。
昨日、さんぽから帰ってきた後は友人とアニメを見ました。秋アニメが始まるね。ダンダダンがすごかった。すごくサイエンスSARUだ。
あとパルソニックさんの『理不尽な魔物のヒナ』を友人とプレイしました。『かわいいは壊せる』もその友人とプレイしていて、その時も大分楽しませてもらったので今回も期待してプレイしたらちょうどいい塩梅の少し期待以上、くらいの本当にちょうどいい加減でとても良かったです。パルソニックの妄想をただひたすらに見せられ続けていた感覚があって俺たちはそれに満足してしまっているので多分パルソニックのファンなのだ。ゲームという体験を通した物語ってのはやっぱり、こう、なんというんだろうな、手触りがあるというか、身近というか、自分事のようでとても良いなと思った。今作はとても丁寧に作られていたし、プレイヤーを楽しませようと細かいところまで充実しているのがとても良かったです。
では、出社の時間なので・・・・・・。ノシ・・・・・・。

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