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学校こそクラウドサービスを使おう 1
学校って、なくてもいいんじゃない
6/1から分散登校が始まりました。学校現場では、なんとなく3ヶ月前の「日常」が戻ってきたかのような雰囲気がありありとしています。が、コロナを克服していないし、休校だった3ヶ月の間に臨機応変な対応はできていないし、「学校は生徒がいてこそ」というのはただの凝り固まった思い込みでしかありません。
実は気付いちゃってるけど、教員目線になると「この”あたりまえ”の光景を失いたくない…」が本音だろうな。保護者・子ども・教員間の意識の乖離は実は深刻な問題。なりふりかまわず学校再開後の詰め込みに走ると、いよいよ学校は荒れるよ。https://t.co/dwCupzGcIG
— 豊福晋平: TOYOFUKU Shimpei (GLOCOM) (@stoyofuku) May 14, 2020
社会は進んだが、学校は…
この3ヶ月の間から社会全体が大きく学んだことの一つは「(場所や時間を選ばず)オンラインでも割と仕事や勉強ができ、コミュニケーションも取れる」ということです。では学校は?というと、大半の学校ではこの3ヶ月間の経験から学べていません。
5/11の文科省課長からの痛烈なメッセージの中では、世界の子どもたちはICTを学びに利用している割合が20%なのに対し、日本の子どもたちの場合はわずか3%であること、一方でチャットやオンラインゲームでの利用は世界平均よりも高い、ということが紹介されています。
この結果は、ICTを遊び道具としか思っていない学校関係者が多いことの証左です。だから緊急時にもかかわらず屁理屈をつけてICTを学びの保障や生徒・保護者とのコミュニケーションに使おうともしない(教職員、学校、教育委員会が多い)。
高谷氏の説明によれば、OECD調査でも、世界平均として子どもたちがICTを利用して学ぶ比率は20%を超えるのに対し、日本ではわずか3%前後。しかしチャットでのICT利用は平均を大幅に超える87.4%が、オンラインゲームでは50%近くが利用している。つまり、遊びには使っているが学びにはほぼ一切使われていないということだ。
文部科学省の課長が苦言「いまの日本のICT教育、おかしいです」
進んでいる自治体は進んでいる
広島県や熊本市、豊島区や文京区などでは、生徒1人1台端末の整備や教育向けクラウドサービスの導入などによる双方向型の学習支援や対話に向けて早い段階から試行錯誤を実践しています。
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