ハブに学ぶ!つらい思考・感情との付き合い方:認知行動療法カウンセリングセンター from沖縄
みなさん、こんにちは
認知行動療法カウンセリングセンター 與儀です。
今日は沖縄が誇る?毒蛇、ハブから思考・感情と上手に付き合っていく方法を学びたいと思います。
急に何を言っているんだコイツは?ってなると思いますが、暇つぶしにでも読んでもらえたらうれしいです。
ハブ
まず、ハブですが、これです。
いかにも毒がありそうなヘビですね。
このハブが思考・感情との付き合い方を教えてくれるようには思えませんよね。
実は、今回紹介したいハブはこのハブではなくて、こちらの指ハブ
これは沖縄のおもちゃで画像のように指にはめて遊びます。
今回はこの指ハブから思考・感情との付き合い方を学びたいと思います。
指ハブとは
そう、この指ハブ一度指にはめるとなかなか抜けません。
小学生のときに指にはめて遊んでいて、取ろうとしたら全然取れずめちゃくちゃ焦った記憶があります(笑)
指ハブは引っ張っても抜けない
なぜかと言うと、らせん状に編みこまれているので、引っ張れば引っ張るほど、指ハブの口が小さくなって抜けなくなるんです。
これって、思考・感情にも当てはまると思いませんか?
思考・感情はコントロールすればするほど悪化する
考えれば考えるほど、収拾がつかなくなったり、感情を抑えようとすればするほど、その感情が強くなったり。
誰しもそのような経験があると思います。
科学的にもそのことは確かめられています。
そのことはこちらの記事に詳しく書いておりますので、もしよかったらご覧ください。
指ハブを抜くには?
指ハブを抜くには引っ張るのではなくて、優しくハマった指の方に押してあげる。そうすると口が開きますので、その形を保ったままゆっくりと指と反対方向にズラすと抜くことができます。
これって思考・感情も一緒だと思いませんか?
思考・感情との付き合い方
思考・感情もどうにかしようとすればするほど、悪化していきますので、指ハブの構造を見るように、まずその思考と感情を眺めてみる。
そうすると、
「こんなこと考えているのか」
「こう考えると不安になるのか」
「イライラしたときは、頭が締め付けられる感覚があるなー」
など、いろいろな発見があると思います。
そこで、
この思考に対して、別の視点がないか探ってみたり
思考と感情の関係性を調べてみたり
気分転換に顔を洗ってみたり
いろんな対策が見つかると思います。
指ハブは、その構造がわからないとどうやっても抜けませんし、どんどん引っ張って無理やり取ろうとしてしまします。
そうすると、指ハブもボロボロ、自分の指もボロボロということになってしまいかねません。
思考・感情も一緒です。
どうにかしようとすればするほど、思考・感情はひっちゃかめっちゃかで落ち着いたときは自分も疲弊してどうにもならなくなってしまいます。
まとめ
思考・感情との付き合い方は何度か記事にしている気がしますが、今回は指ハブという例えを使ってみました。
沖縄の人はこうやって子どもに思考・感情の付き合い方を教えていたのかな?
あと、“押してダメなら引いてみな”ということわざを体験的に理解することもできますね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!!
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とてもとても歓喜します!
指ハブはとてもいいメタファーなので、カウンセリングで使ってみようかな?と院のときから思っていますが、実行できていません(笑)
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