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第十四回 CB$ FUN CLUB回報: Tamucciの一期一会
初梵サンピエトロの真ん中でチリング
日本からローマの空港へそこで二人のバックパッカーが入国審査に手間取ってる。声をかけボローニャに来ればと誘ってみた、流石放浪者二つ返事で来る事になった、二人も飛行機の中で出会ったらしく、とりあえずオランダで梵着火したい事で二人は意気投合したみたいだボローニャでもというのでとりあえずボローニャの見どころ二つの塔を見せ大聖堂の前のマッジョーレ広場に連れてった、語学学校に行く際にいつも声かけてくる奴らの所に行き、理由を説明し3万リラを渡し(当時2400円)その分くれと言ったら後から知った事だがありえない量のチョコレートをくれた。広場で待ってる二人に持っていきそれを渡したが、どうするのかわからないって話だ、無論俺もわからない寧ろタバコも酒も日常摂取してなかった。そこでアイケルを呼んだ。アイケルは驚きながら手際よく三本巻き、日本人に二つずつ渡した。更に2本巻き、ふと振り返ると二人が渡された一本を各々吸ってた。腹を抱えて笑うアイケル日本人やべーと後々気付いたがアイケルの悪戯心にも火がつき自分の持ってる一本に火をつけた。それを4人で回す。吸い終わり、アイケルは又なと消えてった、別れ際、残りはお礼にと言ってあげためちゃくちゃ喜んで帰ってった。振り返ると噴水の麓で仰向けになって起き上がらない二人。俺はやらなきゃいけない手続きがあったから二人に水を渡し、警察署に滞在許可の申請をし学校にその許可証の提出小一時間の所用警察にも学校にも同じ事を聞かれた、senti bene?つまり良い感じか?と、満面の笑みでbene‼️と答えてたが学校のトイレでわかった、目が異様な位、赤かった、妙に心が落ち着いてるというのが当時の感覚だった広場に戻り。何も変わってない1時間仰向けのまま水だけが空になってた。アイケル程ではないが笑いが止まらなくなった。自分はオープンテラスのカフェの椅子で佇んでたら見たこともない日本人の集団が歩いてくる。その中の一人が倒れてる二人に声をかけてた、救急車という話になりそうだったので、アイケルに聞いたら絶対大丈夫だから心配すんなと大爆笑、しばらくしたら元に戻るからと、その方々に事情説明しみんなでどうぞと自分が待ってた一本を渡そうとしたが、断られたのは言うまでもない。その後又一人の留学生が来て意気投合し四人で遊び、彼等は翌日電車に乗りアムスに向かったこれ以上ないくらいの笑顔で
補足、この町では然程所持使用は罪ではなく、売買現場のみ取り締まられるらしい。なので年配は嫌がるがどこにでも当たり前にあるものだった。
つづく。
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