CBD(coffee)「やってきた事」と「今」と「これから」。
こんにちは!CBD(coffee)を運営しておりますKoTAです!
今回、CBDに関わる様々な方々が日替わりで情報発信をするCBDアドベントカレンダーという企画にお誘い頂き筆をとっています。
CBD(coffee)では今まで意図としてSNSやブログなどで経営的なことや今後どのようにしていこうみたい具体的な内容の事はお伝えしてきませんでした。
我々のCBDカフェ、ディスペンサリーとしての仕事はお客様のライフスタイルを支える為のものでお客様にCBD情報が届いて欲しい思いからCBDの効果やブランド様の紹介CBDの世界観の発信にのみ力を入れてきたからです。
なので今回もお客様に寄り添った我々のサービス内容をいわかりやすく伝えるみたいにしようと思ったのですが、このアドベントカレンダーではCBD事業者様やこれからCBDをビジネスとして取り扱いたいという方が多くいらっしゃると感じた事と、
今回はCBD部ロジャーさんの「業界そのものを盛り上げたい」という熱量がある上で成り立っているコンテンツなので、
今までCBDの実店舗をしてきたらこんな事もあったよ!
とか
経営的な事でこんな事に苦労したよ!
みたいな話の方がお役に立てそうだと思いました。
この業界で経験した事と経営戦略的な事を御恥ずかしい部分ありますが初めて公にします。
今後は又、お客様へのブランド情報発信に集中する事と、投資家様との関係のこともありこのような内容を公開する事は少ないと思うのでお手隙に際に見て頂ければ嬉しいです!
こちらの記事を見て頂いた際にCBD(coffee)にご興味を持ってくださったメーカー様、今後チェーンとして参画されたいと感じてくださった方はどこかのご縁で繋がれたら幸いです。お気軽にDMください。
それではどうぞ😊
CBD(coffee)を設立するまでの経緯(原体験)
僕自身のことになりますが今まで表参道で美容師をしており、ヘアメイクをしていました。職人気質なタイプの有名店でそこで出会ったお師匠さんには毎日叱られながら「宇宙の法則に従って360度美しいヘアスタイルを作りなさい」と言われ必死に練習してスタイリストになったのを覚えています。
ご来店されるお客様は世界で活躍するモデルや情熱大陸に出演されるような方や偉大なる経営者の方ばかりの尖ったヘアサロンでしたので、その方達との出会いが僕の夢の持ち方や経営に対する考え方を上書きしていきました。
誰にも負けたくないという想いが強く美容の大きな大会で2回優勝もさせて頂きました。マイケルジャクソンのヘアメイクがしたくこの業界に入ったので、その妹であるジャネットジャクソンのヘアメイクをしている方がロサンゼルスにいる日本人女性と知った時は直接会いにいき弟子入りもしました。
その頃のいつを振り返ってみてもお金ない記憶しかなく(笑)おにぎりをにぎってスーパーの試食品をおかずとして食べに行ったりして生活したり(生活というより生きていたw)していましたが今振り返ってもあの時の体験や経験は尊く感じます。
ヘアスタイリストになった時はヘアメイクでも海外に行くことも多くサロンではお客様を担当させていただける素晴らしく充実した毎日がありました。
しかしある日髄膜炎という病気で倒れ美容師を1ヶ月休みました。体一つで給与をもらっていた体が効かなくなった事に不安を覚えました。
その時に美容室業態という業界そのものにこの先の未来が同じような形で待っているのかとふと思い、「40歳以降の美容師」と検索してみたところなんと、40歳以降99.8%の人が美容師を止め、0.2%しか40歳以降残らないと言う事実を知りました。
衝撃でした。
又その頃から一個人がSNSやネット媒体を通じて様々な販路を得たり、個人と大きな組織との境界が溶け始めている時代背景も感じていました。
美容室でもホットペッパーなどを使わずにヘアサロンそのものをクリエイトしていく事で美容師自身がもっと物心ともに豊かになれるのではないかと日々考えるようになりました。
そこで、手前にカフェを置き、奥をヘアサロンにする事でヘアサロンを知ってもらう集客媒体をカフェ業態に変えて設置するというお店を考えました。それが今麻布十番にあるCBD(coffee)とヘアサロンが一緒になっているお店の原型です。5年前にオープンしたそのお店はお陰様で沢山の取材を頂き沢山のお客様が訪れてくれるようになりました。
とてもありがたい毎日でしたが同時に忙しさも加速していきました。
その頃お酒にのめり込んでいくようになります。常に緊張状態にあった為、お酒で強く酔わないと寝れなくなったのです。
その時に自分のお客様に相談したところCBDを勧めて頂いたのが最初です。
ファーマヘンプさんのオイルを一番最初にもらい半信半疑ながら試し、最初は感じる事が出来なく、やっぱりお酒かなと思っていました。
ところがある時、CBDを摂取した後にお酒も飲まずにソファーで寝落ちしていた事がありとても驚きました。その時の感想は「あ、寝れた」です。その感動からは毎日CBDが自分の息抜きのお供にありましたし、当時出回っていたCBD製品はほぼ全て試しました。
しかし、値段が高い事とどれが最終的に自分に合っているかを知れるまでにずいぶん時間がかかったなという想いが強くあります。
そこでCBDの事を知れて、気軽に試せるお店を作りたいと思うようになりました。そして、そのお店は街中にある小さいタバコ屋のように小さく沢山身近にあり、待ち合わせ場所にもなり、そこから新しい形のリラックスがCBDを通して人々、街に広がってる情景が目に浮かんだのです。その事を大きな会社を経営されている自分のお客様に相談したところ「絶対やった方がいい」と言ってもらえたので、出したお店がCBD(coffee)駒場東大前店になります。
リラックスを目的に毎日気軽に通える場所、そこはエビデンスとカウンセリングがしっかりしていて安心安全も手に入る場所、そんな場所を目指して創ってます。
そうしてオープンしたCBD(coffee)は様々なメディアやチャンスに恵まれました。
手前味噌ですが下記にてオープンした際に取り上げていただいたメディア様をご紹介させて頂きます。
駒場東大前を開業してから今までの成果
・TimeOutTokyo、ジャパンタイムズ、ボーグ、anan、ELLE、ELLEtable、東京大学新聞、朝日新聞、Yahoo!ニュース、BOB、六本木新聞、下北沢新聞、に掲載いただき渋谷パルコ様、三越様でもイベントを開催させて頂きました。
CBDという成分の原料はヘンプである為、世の中にどのように受け止めてもらえるか心配でしたがどの媒体様にも良い形で取り上げて頂きとても嬉しく思いましたし、この事で社会の尺度を少しでもこのCBD業界が手に入れる事ができたかもと感じています。
駒場東大前店の脱法ドラッグ屋と言われ事件
(CBDが受ける世間体の冷たい風当たり)
そんな時に、はじめてになりますが世間の冷たい風当たりを体験することになります。元々駒場東大前には東大以外にも小学校から大学まで6つの学校があるみたいなのですが、その各学校のPTA会長様が「CBD(coffee)で売られているCBDは脱法ドラッグだから近づかないように!」と朝礼などで呼びかけている事がわかり、そのPTAの方から営業短縮の要請とCBDの販売を控えてドリンクのみの販売にして欲しいと通達が来たのです。
日々、社員、アルバイトの子には「この事業が今の時代の人々に必要で、リラックスの新しい形をお客様に寄り添って伝えていこう」とヘンプの安全性と人々にもたらす影響に関してや、安全な商品のことなども勉強し伝え合って日々必死に努力を重ねていたので、そのいわれを経営者としての僕が鵜呑みにするわけにいきませんでした。この事態をなんとか解決しようと解決策を模索しました。
まずは起きた問題が大きいですし、僕も若い経営者なので公的な機関を使い正しく情報を伝えた上で相談をしたかったことと、一番この事で迷惑がかかりそうな不動産オーナーにきちんとまずは説明しようと思いました。
そして、下記のような対処法を取りました。
・弁護士(1から探しました)に相談してCBDという成分が社会的に認められていて脱法ドラッグではないという文書を作成依頼。もしこれ以上脱法ドラッグという言い方や営業に差し支える内容を広報された場合は法的な処置を取る旨記載。
↓
・その文書にCBD(coffee)がジャパンタイムズやYahooニュースなど社会の尺度のあるメディアで掲載いただいている事を実際の記事の写真を使って追記
↓
・その文書を持ってCBD(coffee)駒場東大前店の店舗物件オーナー様に相談
です。
この作成した文書を持って不動産オーナーの方に
説明、相談をしたところ不動産オーナーの方がとても理解も力もある方で(この辺は完全にラッキーですし奇跡に近いのですが)その作成した文書を見た上で問題ないことを認識してくださりました。そしてなんと目黒区警察署長、目黒区区議会議員の方に精通しているということで僕が出した文書をそのお2人に提出してくださり、文書に目黒警察署長、目黒区議会議員のお2人の署名を頂けることになったのです!
その後、不動産オーナーの方にも署名と判子を頂き各学校のPTAの方にその文書を不動産オーナーの方から提出することが出来き、納得していただくことができたのです。
ここでの学びは、CBDビジネスをする上で社会の尺度を持つことはこのような効果をもたらす事を知り、事業を拡大スケールさせていく為にはこの社会の尺度を理解し獲得しながら問題を解決する力が必要だということ、その上でCBD事業を経営していくことの大切さを学びました。(有識者の方、医療関係で大麻やCBDの発信されている方を尊敬しています)
その後、各学校からのCBD(coffee)駒場東大前店への反応はとてもポジティブなものに変わり今ではPTAの方もドリンクを購入しに来てくださるようになっています。
決済機能使えない、広告打てない中での経営
(CBD経営における現段階でのハードル)
ここではCBD事業者に立ちはだかる具体的なハードルを記していきたいと思います。
まだまだコンプライアンスの問題や法律、医療の観点から整備ができていない業界のため様々なハードル、ハードシングスが出てきます。ここではCBDビジネスをやろうとしている方で開業前にわかっていると計画も立てやすいと感じたので僕が経験したハードルだと感じた事を列挙していきます。
・大手銀行での口座を開設できまない。
僕が今現在の時点で口座を持てなかった銀行をのは下記になります。(今状況が変わっていたらすいません。)
三菱東京UFJ銀行
ゆうちょ銀行
三井住友銀行
下記は口座開設がオッケーだった銀行
さわやか信用金庫
きらぼし銀行
になります。
(僕のあたってみた銀行様の情報なので他の銀行がいい場合はご自身で探してみてください!)
大手様で銀行取引ができると海外送金の手続きがスムーズだったり総代理店契約を取りたいブランドが海外にある際は取引銀行が信用の尺度としても見られる事があるのでその辺りの事業をされたい方はチェックが事前に必要と思います。
・決済機能、アプリが使えない
CBD事業とわかったり、御会計の際の商品名 にCBDと入ってる場合アプリの決済機能アプリの会社から連絡が来ます。その内容はCBD商品の売買の場合はサービスが使えなくなりますのでご了承くださいというものになります。割と一方的ですぐに使えなくなることもあります。こちら初期設定の際の注意書きにもCBDがNGワードとして載っているみたいなのですが僕は知りませんでした。又いきなり決済が使えなくなる時もありますので、もし店舗型のビジネスを考えている方がいるのであればいくつか保険として決済機能と現金会計のオペレーションを持っていた方が良いかと思います。
今現在使えない決済関係の機能やアプリを下記に挙げさせていただきます。
・使えない、止められるアプリ
スマートレジ
スクエア
PAYPAL
・今現在使える決済機能
楽天決済機能(楽天PAY)
になってます。
店舗型をされたい方はこの辺りの決済ができない事はこの業界あるあるなので、落ち着いて楽天PAYに連絡してみるといいかと思います(笑)。初期費用はかからず決済に必要な機械が必要でこれが2万円くらいとそれに必要なタブレット端末(iPadみたいなの)が必要です。
今している事と実際に儲かってるかどうかの話
ここが皆様一番知りたい事だと思うのですが(笑)、CBD(coffee)は儲かってるかというとそこまで儲かっていないと思います(笑)。具体的な数字は言えませんがコーヒー屋さんをやる、人件費、商品の仕入れ、そしてまずはCBDのマーケットが広がる事と認知度が高くなる事が長い目で見て今我々がやることだと認識してるので、イベント、コラボ、ブランディング、商品開発、美味しいドリンク作りに投資をできる範囲でしているのでまだまだ頑張るぞと思ってます。価値あるリラックス文化を創出するが私たちの目的なのでそのためにスケール拡大とお客様へのタッチポイントをたくさん作る事が必要だと捉えてます。
参考までにどれくらいの集客かというと、お店には平日はお客様がちらほらいらっしゃり、金、土、日は時間帯によって行列ができるのがデフォルトです。原価は飲食店、人件費入れて計算し売上のおおよそ45%で上記のようなことにチャレンジしていてその上でCBD(coffee)は損益分岐トントンです。CBD製品はメーカー様から卸す際の下代はおおよそ売価の50%〜70%で各メーカー様によります。(店舗を出す前のプレラーニングの際の参考にしていただければ幸いです。)
又、僕たちが運営してきてその中で気をつけた方が良いかなと思った1つは、これからCBD事業を始めたい方はもの業界は高額商品もたくさんあるのでその高額商品を在庫として抱え込まない方がいい。です。在庫は会社の資産として換算される為課税の対象にもなるのと、今だと500MG〜1500MGくらいのCBD含有量の製品がよく売れるのでそれ以上の高額商品を持ちすぎてしまうとキャッシュがその分すぐに入ってこないということになるので会社の経理運営上赤字決算になり投資も受けにくくなります(投資を受けない方でもお勧めしません)ので、高額商品はなるべく少なく仕入れて運営するのがお勧めです。
そして今現在、CBD(coffee)は現在下記のことに取り組んでいます!
・CBD(coffee)実店舗✖️2店舗
・CBD(coffee)ECサイト
・フードデリバリー(ゴーストレストラン)
・海外ブランドの総代理店
・輸入代行
・原料卸し売り
下記3つはお問い合わせにて受け付けております。
を運営しています。(よければフォローお願いします!w)
です。この辺りは経営方針によるのでこれが正解ではないのですが、僕たちの理念、考え方としては価値あるリラックスという文化を創造したく、文化にする為には生活に根付かせる事が必要があると考えています。なので、お客様がどこを検索してもCBD(coffee)に触れる事ができるようにお客様からのタッチポイントを増やす事をオペレーションがきちんと組める範囲で増やしています。
例えば、店舗でいうとお客様が自発的にお店を紹介したくなるようなブランド作りや業態の作り込みを考えています。
下記、CBD(coffee)が考えるカスタマージャーになるのですが、
UGC(顧客が感動してくれて自発的に広げようと思ってくれるポイント)の体験の部分に投資的なことも踏まえてどんどん力を入れています。
お店に来てくれた時にお客様の悩みが気持ちよく解決に向かったのか?又、商品を使っていて何か不安になる事はないか?などのフォローアップも含めて時間も労力も使っていますが、お客様とのコミュニケーションの量は今とても多くなってきており嬉しく思っておりますしインスタで弊社をタグつけしてくれるお客様の数も上がってきています。
コミュニティの数は現在LINE@登録者数で1000人、来店者数は7000人を超えています。
CBD(coffee)が今後取ろうとしている経営戦略を簡単に
CBD(coffee)は今後国内におけるCBDインフラを整えていきます。小店舗大地域という考え方のもと日本全国にCBD(coffee)を出店しお客様とのリアルな接点をどんどん街に作っていきます。
又、リラックスにおける新たなマーケットプレイスを日本国内に構築していきます。
加盟店、コラボ希望の事業者様への感謝とお知らせ
加盟店募集はまだしておりませんが沢山のお問い合わせ御申し入れを頂いております。この辺りは本当に嬉しく思っておりますし、感謝しかございません。
本当にありがとうございます。
チェーン展開は経営施作には入っているのですが直近はもう少し状態が整ってからだと判断しており来年はじめ辺りを目処を目標に状況を整えていきます。
なぜ今しないかというと国内における法整備の部分や医療関連の知見などの部分を踏まえ安心安全に取り組んでいけれるようになる事と、先ほど記載した駒場東大前のPTA事件のような
ことなどがまだあり、ただしかしもう少しすればCBDに対する社会の受け皿がポジティブでクリーンになってくるのではないかと踏んでいるので(そのために有識者の方、医療関係の方々の努力と販売店とメーカーの努力が一丸となって必要と捉えてます)ここの辺りが整ってこないと何かあった時に加盟店オーナー様に申し訳が立たないからです。
チェーン店というのは他人のフンドシでシコを取るという言い方をよくするのですがオーナー様のお金を使ってオーナー様が我々のノウハウに頼ってくださり、商売自体はオーナー様がするので、今見えてる自分たちだけではどうにもならない問題がある状態では商売をお願いすることもリスクだと捉えています。自分たちが経営努力で乗り切れるくらいまでの状態が日本にできたらその際は一緒に青春していきましょう!
今はその一歩手前の業界が一丸となって「状態」を整える事が一番だと捉えてます。
なので、CBDの知見を広めるためや、ブランディングのお手伝いとしてのコラボ企画やイベントの御申し入れはどんどんお待ちしておりますのでご連絡くださいませ!できればCBDを使って飲食店やスーパー、サウナや旅などCBD業界だけではない他の業種とのコラボを絡めたイベントなんかが今までCBDを知り得なかった方達にマーケットを広げる事ができるので良いかなと思います。
この、他の業界への販路拡大は最初は苦しい戦いだと思うのですがメーカー様と我々で草の根活動一緒に頑張りたいです!!
という事でCBD(coffee)が できるまで、と今取り組んでいる事、これからやっていきたいことを簡単にですが記させていただきました。
この事業の土台となるのは「人と知識と大麻に向けた好奇心」だと思います。
一緒に清く正しく盛り上げていければ幸いです!
まだまだ先の見通しが不安定で歴史の浅いこの事業は業態クリエイトも日々の運営も大変です笑。それを一緒に青春してくれている弊社アルバイト、社員、役員には本当に感謝しています。いつもありがとう。
最後まで読んでくださりありがとうございます!
今後ともよろしくお願い致します!
off.connect you 〜🌱
一度OFFして、自分自身とつながる事を大切にしよう
CBD(coffee)
KoTA