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竹カゴ温灸器職人としての話

鍼灸と東洋医学ハマって作ってみた竹カゴ温灸器。
誕生して2年弱ですが想像をはるかに
上回るほど反響が続いています。

始めの頃は私の主治鍼灸師の魔女さまが
自身の患者さんに使い紹介してくれ
注文を取ってきてくれておりました。
そんなある日、ブログを見たました!と
トワテックという手業療法専門物販な会社から
問い合わせがありました。
お灸や東洋医学の専門知識が無い、
ただの竹芸家が作る道具が
世の中に鍼灸の業界に通用するのか?
不安しかありませんでした。

ちょうど、コロナ禍ど真ん中、Art方面の仕事で
展示会と個展が中止となり腐りかけていた時期で
暇を持て余してた事もあり挑戦を決意しました。
たぶん、コロナ禍で無ければ竹カゴ温灸器の量産はしなかったことでしょう。

トワテックさんのおかげでSNSを通して全国の鍼灸師さんから「使ってみたい」と嬉しい連絡が届くようになりました。
『もしかしたら、、、本当に使える道具なのか?』と思い始めたのはこの辺からですね(笑)

それから、量産体制の段取りをし、
1日3-4個であったのを1日7個まで引き上げました
それでも、捌けない程の注文をいただき
せっせと作り続けております。

竹カゴ温灸器制作で肩と腰を痛め、
竹カゴ温灸器でそれを癒す的な日々が続いてました(笑)

今年に入ってスペインのお灸マスターって方と
SNS上で知り合いました。
『海外でもお灸治療するんだなぁ〜』と関心を持っていると竹カゴ温灸器を使ってみたいとの事。
『Art作品以外での海外進出! おもろいなぁー』って
『あなたがヨーロッパで竹カゴ温灸器を宣伝してくれるならプレゼントしましょう!』とスペインへ送りました。 そしたら、、、

こんな嬉しいYouTube動画が!!
しかも、このフィリップさんって有名人らしいく
これをきっかけに海外からの問い合わせと
注文が増え続けており、現在11ヶ国の鍼灸マスター達に竹カゴ温灸器が旅立っております!

東洋医学(日本の伝統鍼灸)がこんなに海外で認知されているんだなっと奥の深さにも驚きです

竹カゴ温灸器、どこまで進化していくのか?
作っている私にも未知です(笑)
2022年は一般の方が竹カゴ温灸器からお灸をはじめて鍼灸サロンに通うようになった〜って流れを作れたら良いなぁ〜とか企んでいます
(今のとこノープランではありますが、、、)




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