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感性ポテンシャル思考法を読んで

感性ポテンシャル思考法を読了。感性価値と一言に言っても色々ある中で、今まで読んできた論文など文献の中でも最も分かりやすく、かく的確にまとめられていると個人的には感じた。

感性ヘキサンゴンという捉え方で表現すれば、かなり感性価値とは何かを多くの人に説明しやすい。モノづくりの指標としてもとても優れていると思う。詳細は下記サイトを参照。

事例なども豊富に記載されており、感性価値を商品やサービスに付与するにはどうすればいいのか?という課題に対して一定の指針を与えてくれたように思う。自分なりに解釈して、何度か読み返しつつ実践できることは実践していこうと思う。

※20.4.17追記

読み返していて巻末にあった話で印象的だった内容をメモ。今後の研究に挑む姿勢において頭の中に入れておきたい。

デザイン学とは、①生活を形成する「もの・こと・ば」と人の関係を評価することからニーズの実態を探る、生活探求型サイクルの「人間生活デザイン基礎的研究」、②生活における潜在的ニーズを抽出し、新たな「もの・こと・ばの関係の価値のあり方」を提案する課題提案型サイクルの「実践手法型デザイン研究」、③「もの・こと・ばの関係の価値」を「具体的なかたち」に創造・実施することによって、どのような価値形成に寄与するのかを検証する価値提案型サイクルの「実践検証型デザイン研究」がある。この3つの研究サイクルで課題解決を可視化によって果たしていく作業自体がデザインだと考えている。

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