ボードゲームのデザインとは
昨日のボードゲーム会でテストプレイした話https://note.mu/cazell/n/n415d0c0fdc40
を書いたのですが、Cygnusさん(ツイート @Cygnus_games )から
私が来るならと、なんと!な、なんと!な、なななデザインの勉強になるボードゲームを持ってきてくれました。
おまえ早く気づけよ!的な。
何やってんだよ!的なアレすね。
今回はそこで教わったカードゲームデザインについて一部ご紹介致します。
遊んだのは
「神九」という、今は絶版になっているボードゲーム。
製作は緋色の兎亭様 (ツイッター @red_rabbits_inn )
カードイラストは長谷川 登鯉 様
です。
ゲーム内容は10人の神様に供物をお供えして、1番得点の高い人が勝ちという、民の信仰心を競い合うゲームです。
まず。
遊びやすさについて。下の画像をご覧下さい。
私は右利きなのでカードは自然に左側を下にして手に持つのですが、左利きの人のために対角線上に同じ番号同じデザインの数字が配置されています。
また、対角線上にすることで、対面の人も自分のカードの数字を確認できるので、どのカードがあと何枚残ってるか計算して戦略を立てやすくなるんですね。
そしてシグナスさんいわく、男性の5人に1人が色盲だそうで、色盲の人にも見やすいように、カードの色は各1色を基本に情報量を抑えているということでした。
カードゲームのユニバーサルデザインです!!
私は今までボードゲームをしていてもゲームシステムしか見てこなかった。
ので
衝撃でした。
というか、そんなん当たり前だろうと思う方もいると思いますが、当たり前に、自然にゲームができるのが普通すぎて気づかないんです。
さりげなさが憎いデザインです。
あと色の陰影がはっきりしてるので、見やすさは参考にしようと思いました。
これはイラストにも通じるので気付けて良かったです。
このブログを読んで、私のように気づきを得られる人がいれば幸いです。
次の新作デザインで失敗するリスクが一つ消えました。
多分!
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