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名言集#26 Caroline Norton

英語が身近になればなるほど英語が好きな人が増えるのではないかと思い、
私が好きな English Quotes や English Phrases を紹介することにしました。
こちらは My Favorite English Quotes (私が好きな英語の名言集)です。

26人目は Caroline Norton.
どんな人?

Caroline Elizabeth Sarah Norton, Lady Stirling-Maxwell (née Sheridan; 22 March 1808 – 15 June 1877)[1] was an active English social reformer and author.[2] She left her husband, who was accused by many of coercive behaviour, in 1836. Her husband then sued her close friend Lord Melbourne, then the Whig Prime Minister, for criminal conversation (adultery).

Although the jury found her friend not guilty of adultery, she failed to gain a divorce and was denied access to her three sons due to the laws at the time which favoured fathers. Norton's campaigning led to the passage of the Custody of Infants Act 1839, the Matrimonial Causes Act 1857 and the Married Women's Property Act 1870. She modelled for the fresco of Justice in the House of Lords by Daniel Maclise, who chose her as a famous victim of injustice.

Caroline Norton | Wikipedia

Caroline Norton は1800年代の人。
女性が親権を主張する事さえ難しかった時代に立ち向かった人。
そんな不平等さ、いまでもある。
理由と背景と変化の無さは根深い。
収入や議員の男女差が少ない国と多い国を比較できる。
どんな取り組みをすべきか、しても変わらないか、傾向調査ができる。

"I do not ask for my rights. I have no rights. I have only wrongs."

自分の権利を求めない。私には権利などない。私には過ちしかない。
これ、わかる人にはわかる系。
~が当たり前だと、しない権利はどうなる?心変わりはあり?
~をしない選択は、受け入れられる?非難される?評価される?
どちらに転んでも批評されそうなエリア。
切実で、現実で、何を最優先させるかで選択肢が狭まる。
何が正解かは、人によって違う。
Deal Breakerになり得る事。
「そんな事言う人と思わなかった」と言い合わないカップルいるかな?

"Until I truly loved, I was alone."

これはConditionalかUnconditionalかで違う。
ペットとか家族はUnconditional。
選びぬいて一緒にい続けるのがPetで選択肢がないのが家族。
それ以外はConditionalなのだと思う。
いろんな条件でパートナーを選ぶ。
Until I truly loved、は全部に当てはまる。
ペットだったら、無条件ラブ。お世話するのが当然。
家族だと、受け入れて理解して違いを認め合う許容範囲設定ラブ。
それ以外は、色んなものが作用して総合的に可能になるラブ。
これを言ってしまうと、ロマンチックさが減る…

”Perhaps there will come a time when...an unmarried mother will not be despised because of her motherhood...and when the right of the unborn to be born will not be denied or interfered with.”

未婚の母親が蔑まれず、胎児が生まれる権利が否定・妨害されたない時代が、おそらく来るだろう。
いつなのでしょうね。
個人の選択を尊重できる社会になるの、いつなのでしょうね。
偏った価値観を押し付けない社会になるの、可能なのでしょうかね。

Caroline Nortonが戦った不平等さも理不尽な事も、いまだに在り続ける。
日常とテクノロジーがどんなに進化しても、変わらないものがある。
その分、数字で表すことができる。
その数字の意味するところ、心が冷える。
例えば収入の差。

2016年と2022年の情報をみると、日本の状況はほぼ同じ。


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