HSPだけど、お調子者なんです。
2019年くらいだと思う。
私が「HSP」という概念を知ったのは。
「私のことだ・・・」
そんな衝撃を受けて、今まで人の機嫌を気にしすぎるところとか
人と会った直後とかどっと疲れがでてくるところとか
ああ、気質か!と
ある意味開き直って、そのあとはどうしたらより生きやすくなるかな?
と考えたここ数年間。
(紆余曲折かなりあったんですけど)
ずっと個人的に抱えていたもやが最近晴れてくる兆候がありまして。
今日はそんな話です。
HSPだからおとなしくしておこう
HSPはとかく疲れやすい、と巷では言われており
あながち間違えではないと思います。
脳の気質的にそういう傾向はどうやらあるらしい。
とはいえ、今考えると当たり前だけどグラデーションがあって
人によってどのくらいのものか、どうすればよりラクになるのかは
本当に、人それぞれだと思う。
しかし、
「疲れた」「しっかり休もう」「刺激が強い」
こんな記事をたくさん見て、境界線のうすいわたしは
「だよね、おとなしくしておこう・・・」
と考えた時期がありました。
実際は、私の感覚過敏はそんな強いものではなく
(オンラインコミュニティ「ひみつ基地」の「テーマトーク」でアウトプットしているうちに気づいたことです)
気を付けること、なんだろう…と考えてみると
さほど、なかったんです。私の場合は。
もちろん、刺激を受けやすいタイプの方もいらっしゃいます。
あくまで、自分が鵜呑みにしてしまったというか。
なんとなく不完全燃焼で。
このモヤモヤを言語化できたのは、すごく最近です。
自分は何が嫌?何されたら嬉しい?
ある方のブログを最近熟読しているのですが、
自分のトリセツをしっかり作って、しっかり人に説明できるようになろうね
みたいなことを常日頃おっしゃっていました。
わたし、
この問いに「なんとなく雰囲気で」しか答えられなくて、
人に伝えることができるか?いや、できない。そんな状況でした。
どんなことで機嫌が悪くなるのか。
どんなことをされたら喜ぶのか。
これをきっかけに、自分と「軽く」向き合いました。
軽くでないと、逃げ出したくなる気がしたから。笑
自分のことなんですけどね。
わたしは、身体の調子がちょっとでもいつもと違うと不機嫌になります。
もちろん回復したらすぐ機嫌は良くなりますが
快適な環境でぐっすり睡眠出来たら大体落ち着きます。
深呼吸も効果絶大みたいです。
人から、「自分の想定外」で否定をされたりすると不機嫌になります。
「そうなんだね」と流すことを覚えました。
いったん寝かすと大体のことは忘れる性分なので笑
ある程度の期間経過してもふつふつとしている場合は、
「すりあわせ」をする意味合いで相手に伝えることがあります。
流している期間は、基本的にイライラしているので、とにかく室温を快適にして、よく寝ます(睡眠が大事な性分)
いろいろ向き合ってて、改めて思ったんですよね。
HSPも、あくまでそのカテゴリのひとつだと。
A型というだけで、どんな人か一言では言えない。HSPも同じ。
最近、「HSP」も血液型みたいなもんだと捉えています。
HSPとか、HSSも入っているよねとか色々あるけれど
その「記号」だけでその人のことを単語で表現なんかできるわけない。
文章にするとごく当たり前に思うけれど、
わたしはできていなかった時期がありました。
「HSPだから」と物事を制限したことがありました。
もったいないですよね。
お調子者のHSPがいてもよくない?
お祭り大好き、面白いこと大好きで
わりとおおざっぱで
ストレングスファインダートップが「公平性」だからか
みんなでたのしく盛り上がろうぜ!っていうのが好きです。
それで、いいじゃないかと最近思うんです。
しっかりと
境界線が薄かったり、人と会った直後に疲れがどっと出やすいのは
特徴としてあるけれど
自分で把握しているし、
こう思っているに違いない…だけではなくて
すり合わせてみるなり、聞いてみるなり、問題なければスルーするなりで
ただ思考して落ち込むだけのパターンからはたぶん脱却できています。
ステレオタイプのHSPではたぶんない。
でも、それがわたしだし、それでいいんじゃないかなって思います。
ネガティブとポジティブは多分6:4くらいだけど
アクティブはダントツで高いと思います。
そんな自分をわりと隠していたけれど
もういいか!出してくか!
何かあっても、トリセツが完成しているので
自分で対策をすればいいってわかったらすごく楽しくなってきました。