「ドレスがなくちゃ!」恋も人生も楽しめない
Gudmoning.(ビスマラ語で「おはようございます」)🌞
南太平洋の小さな群島国(archipelago)バヌアツ共和国の首都ポートヴィラからお届けしています。
バヌアツ共和国は83の島から構成されており、国の総面積は新潟県と同じくらいの広さです。首都があるエフェテ島は900平方キロで佐渡島よりちょっと大きく、確かに以前佐渡島をドライブした時の広さと同じ感覚があります(方向音痴だけど空間認識力は並)どこへ行っても海が見える景色も一緒です。
アイランド ドレスについて
さて今日は女子大好きファッションのお話です。
バヌアツにはアイランド ドレス(island dress)と呼ばれる民族衣装があります。多くのNi-Vanuatu(ネイティヴバヌアツ人)の女性が色とりどりの美しいドレスを着ているため、街中に花が咲き乱れているように大変華やかです。
そして日曜日になると住民はコミュニティーのプロテスタント教会のミサへ訪れます。とっておきの素敵なアイランド ドレスを着て誇らしげな雰囲気に包まれている皆さんを見掛けます。
ティーンズはTシャツに短パンという軽快なファッションの子が多いのですが、ミドルエイジを超えているバヌアツ女性の多くはアイランド ドレスを着ています。
街のドレスメーカーへ
ポートヴィラの中心地にドレスメーカーのお仕立て屋さんが沢山あります。
オーストラリアなどから訪れる大勢の観光客が街を練り歩いていますが、皆さん必ず美しいアイランド ドレスが欲しくなるでしょう。女性の抗いがたい欲求です。
「自分サイズのアイランド ドレスが欲しいわ!けどお仕立ての時間がないわ」と嘆くことなかれです。
そんなリクエストにお応えできるのが数多くあるポートヴィラのお仕立て屋さんです。1時間もあれば製作可能です!
お仕立て屋さんラビリンス
恋を始めるならバヌアツで?
noteで「#失恋」を読み今回の記事を書きました。傷ついた心身を癒す特効薬はありませんが、私はバヌアツのアイランド ドレスには「女性たちが直面する人生の憂いを吹きとばす力も宿っている」と感じているのでそのパワーが届けば幸いです。
もはや私の学生時代の記憶は忘却の彼方ですが鮮明に覚えている授業があります。文化人類学の先生が「自分がイマイチで失恋ばかりしていると思い落ち込んでるなら他の国に行こう、美の基準や価値観が圧倒的に異なる、君たちに恋する人間が世界中に沢山いるぞ」との趣旨でアジアやアフリカの部族、世界中の人々の伝統的な美の基準を写真を使っての説明がありました。十代の私には「海外に勝機(商機も)あり」と目を輝かせたくらいインパクトがあり、日本と全く違う価値観がある世界に憧れました。
因みに私が必死に維持している体系と美白をバヌアツ人から一度も褒められたことがありません。バヌアツ人が持つ美の基準からは論外です。ツヤツヤとした褐色の肌と超豊満でふっくら体形が美しいマターナルの象徴なのでしょう。
お食事🍚情報
バヌアツビーフ
いずれバヌアツ牛については詳細にご報告をさせて頂きたいのですが、バヌアツに来たら絶対に食べて欲しい食材はビーフです。
オーガニックのエサを食べ、放牧されているバヌアツ牛は脂分が少ないのに赤身が柔らかく大変ジューシーです。