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7月になると祖父を
父方の祖父は昭和の時代に亡くなっている。私が5歳のときで7月だった。
交通事故に遭い歩いて帰ってから…のちに脳に異常がでたらしい。脳外科に入院していたけれど、会わせてもらえなかった。
4.5歳のおぼろげな記憶では、わたしは祖父の膝にのっている。
母に問うと「すごくかわいがってもらっていたのよ」と言う。
おぼろげな記憶でも祖父のぬくもりが残っている。ねこかわいがりされたあたたかい記憶。
父母から聞く、この祖父に関して伝わってくる話が興味深い。
両親が新婚旅行へ行くとき、祖父たちが見送りにきていた。若き父はまとまったお金を入れたものを自宅に置いてきてしまって焦ったという。
しかし祖父がそれなりのお金を持っていて、無事に京都へ行けたらしい。わたしの父は慎重な性格で決して普段このようなことはない。
祖父は用心深い人だったのか、それとも…。
また父は四男で中学を卒業する前に祖父に問われたという。
「大工になるか塗装工になるか」と。
父は大工になることを選んだ。
ちなみに父は力士に憧れたが身長が届かずあきらめたという。むかしは体格の基準が厳しかったのだ。
祖父は農家だった。何を作っていたのかをわたしは知らない。今度父に聞いてみよう。
祖父はおそらく北海道へ開拓にきた2世。ルーツは福島県相馬市であるらしい。福島県へは福島競馬場へ行ったことがある(宿泊は仙台)。いつか福島を旅したい。
余談
JRA全十場すべて行ったことがある。競馬旅サイコー。