見出し画像

役所の手続きはなぜこんなに時間がかかり複雑でめんどうなのか?

ーー

<お役所の手続きは混んでいて時間がかかる>


行政の手続きで思い浮かべるのは、区役所、市役所、都税事務所、
税務署、法務局など・・・。

行政所手続き所とかの名称にして1つにしてほしい。

めんどくさいので、本文では単に「役所」と書くことにする。

役所は、
場所系、
 <国>
 <都、道、府、県>
 <区、市、町、村>
税系、
戸籍系、
登記系、
認可系、
などで、
区分けされている。

区分けされているからしょうがないというのは、
サービスを与える側の理屈であり、
サービスを受ける側(普通の人)の利便性の視点が
申し訳ないけど、欠けているのではないか、
と思う。

まず、役所はいつも混雑しているのが普通。

行う手続きの「受付に出す書類」を書いて、
「受付番号」をもらって、
最初の「受付」にたどり着くまでに時間がかかる。

そして手続きしてほしい内容を説明し、
また待つ。

所望の手続き(書類)を終えるのに、
1-2時間かかることもままある。

また、大抵の場合、手続きは1つではなく、
複数あるのが普通である。

複数の場合、その数だけの別の受付に行かなければ
ならない場合がある。
(いや、その方が多いかもしれない)

正直、なんとかならないのかと思う。

その役所で可能な手続きだったら、窓口は1つで最初だけに
してほしい。

もっと言えば、複数の役所を1つに統合、
もしくは、融通が利いて、相談機能の付いた、
ネット手続きにしてほしい。

高齢者には、電話手続きでもいいかもしれない。
(もちろん融通が利いて、相談のできる)
高齢者はまだまだ電話、ファックスなのである。

今どきは病院でも、複数の科にかかる場合、総合窓口は1つで
済むのがほとんどである。

そういえば、最近はネット(スマホ)で受信できる
病院システムも在ったように思う。

是非そうしてほしい。

手続きの効率をもっと考えてほしい。

強くそう思う。


<手続きに必要な書類がいっぱいあって複雑でめんどう>


色々な行政の手続きを行うのに、複数の書類が必要となる場合が多い。

まず、
その所望の行政手続きに何の書類が必要かが分かりにくい。

また、
その書類が複数で、書類同士の関係がどうなっているのかが、
分かりにくい。

ネットで見ても、
こういう場合は++で、
ああいう場合は**と、
分かりにくい。

というか、マジに分からない。

なんで行政手続きってこんなに複雑でめんどうなのと思う。

一緒に待っている他の皆さん、よく我慢できるなと、思う。


<もっと行政手続きをシンプル化してほしい>


こんなに行政手続きに時間がかかり、複雑なのは日本だけだろうか?

誰がかんがえたのだろうか?

江戸時代が終わった、明治以降の長い年月で徐々に出来てきた
決めごと(ルール)だからか?

もっとシンプルな行政システムは外国にはないのか?

その辺はよく知らない。調べてみても面白いかもしれない。
(新たな検討ネタか?)


<そういえばマイナンバーカードってあったな>


そういえば、こういうのをシンプルにするために
「マイナンバーカード」を国は作ったのではないのか?

と、不思議に思う。

「マイナンバーカード」は、何のためにある?
サービスを与える側のため?
サービスを受ける側のため?
とても疑問である。

「マイナンバーカード」のシステムもまだまだ発展途上
なのはよく分かる。

まぁ、大体20%レベルの出来具合だろうと思う。

銀行の統合なんかで、システムがおかしくなるのはよくあること。

同じことだ。

銀行の場合、例えば、
メーカーの異なる
システムAと
システムBを
統合するんだから、まぁ作り手から言えば、無茶な話である。

自分はシステム屋ではないが、作り手側(メーカー側)
なので、大変そうなのは想像に難くはない。

理想を言えば、1から(0から?)作り直しするべきだろう。

だが、大変すぎてできないのもよく分かる。

「マイナンバーカード」システムも同じにおいがする。

行政システムが地域ごとにたぶん違うであろうことを考えれば、

それを「マイナンバーカード」で便利にしようという”掛け声”だけで、
全国で完璧に稼働する統合システムが誕生するとは到底思えない。

そんなのは、システム屋じゃない自分でも分かる。

その前に、地域ごとに異なるであろうものを、同じフォーマットに
落とし込む作業をしないといけないだろう。
たぶん。

どうすれば、それができるのか?

日本のこれからの大きな課題だと思う。


・・・・でも、できれば10年後ぐらいには、
少しでもマシになっていてほしいと思う。

わずかな望みだがここは前向きに希望したい。

ーー

いいなと思ったら応援しよう!