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【読書記録】スグ身につく!論理的なコトバの使い方&文章術

大分昔ですが、読んだの本のご紹介です。

内容

タイトル通り、言葉の使い方(文法)の本です。日本語は文法(論理)に従って、単語が並んで意味を成しています。文法は、単語の修飾や文と文の因果関係などを明確に伝えるための規則です。人は、この文法を守って言葉を作る(思考する)ことによって、論理的に考えることができるようになります。結果、言葉を正確に理解できるようになり、考えが整理され、明晰な頭脳を手に入れることができるという考えのもと、元予備校教師の著者が問題とその解答の解説をしながら日本語の文法について教えてくれる本です。
内容には、主語・述語のような言葉のつながりや接続語による文と文のつながりなど、日本語の基礎中の基礎のことが書かれています。日本語に埋もれて生活しているとあまり意識しない部分かもしれませんが、日本語の文章を理解するうえで大事なことを勉強できます。

感想

社会人になって間もない頃に読んだ本です。社会人になると報告書など他人に読んでもらう資料を作る機会が多くなりました。私は学生の頃、文法についてあまり真面目に取り組んでこなかった方だったので、論理的に考えたり、分かりやすい文章を作成するため、本書を手に取りました。
本書は文字が大きくボリュームもそれほどではありません。その分、要点が絞られていて説明が分かりやすかったです。説明の中に問題と解答解説があり、自分の理解度を確認しながら読み進めることができたのが良かったです。大変勉強になりました。

活用実績

本を読むときには文法を意識するようになりました。「結局、この文章が言いたいことは何なのか?」など、本を読み進めながら、一文一文の中でどこが大事なのか意識できるようになったと思います。文章の中で説明が長くなって分かりにくくなった一文を読み解くときは未だに本書で学んだことが生きています。

参考

2006年2月20日初版発行
著者 出口汪
発行所 フォレスト出版株式会社
単行本 224頁


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