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今週の花 「葉牡丹」
1. 葉牡丹
葉牡丹はアブラナ科アブラナ(ブラシカ)属の多年草です。
![](https://assets.st-note.com/img/1734003728-zZDbR2ALM9k6SBruGdnFeWUT.jpg?width=1200)
花を楽しむというよりは
冬に色付く巻葉が美しい植物です。
耐寒性は比較的強めで、耐暑性も強いです。
葉牡丹は花が開くように葉が結球するタイプと
結球しないタイプがあります。
葉形は
①縮緬系
![](https://assets.st-note.com/img/1734005018-WhyVENb25kmOj0CFlsYd4ZA3.jpg?width=1200)
②丸葉系
![](https://assets.st-note.com/img/1734004470-O9iWSmVfTNMw1AzsXIYvFb8E.jpg?width=1200)
③切れ葉系
![](https://assets.st-note.com/img/1734005311-luzbiwv4s2xmZ7FndVp9eKJW.jpg?width=1200)
などがあり、
地域で作出されたものには地域名が付いているものもあります。
草丈は10~80cmほどで種類によって異なります。
丈の高いものは植え付けて2年目以降のものが多く
2年目は茎の頂点や脇目を出して葉が付きます。
大変育てやすく冬の彩りとしては
育てやすい植物です。
葉牡丹の葉が色付く10月頃からは
肥料が多くなると色づきが悪くなります。
土に残肥が残らないように
液肥を与えるのが良いと思います。
春になると虫がつきやすいので
注意しています。
土壌は中性から弱酸性を好みます。
2. 葉牡丹で寄せ植え作り
葉牡丹は色も形状も豊富なので、
この時期の寄せ植えにはとても向いていると思います。
同系色でまとめてみるのも良いですし、
アリッサムやシロタエギクなどと合わせても
華やかな作品が出来上がると思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1734008528-saK70Q93rxfjpOd6iBPAGXhg.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1734008660-qVCe4y9mNO3ItxM5rjWKclJs.jpg?width=1200)
他の植物とも合わせやすい葉牡丹。
ダークな色合いやアンティーク調の色合いのものを加えると
一層お洒落な雰囲気を醸し出してくれると思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1734009126-ctNRhqC3Fi7MfTJxGenksIuo.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1734009126-ytT3RceBnu7gYzxXhqfoEmMF.jpg?width=1200)
葉牡丹を寄せる時のポイント
①高さ(20cm前後)を出す寄せ植えの場合
葉牡丹は茎先に葉が巻くので
高さを出したい時は地際付近の茎周りに花を添えると
豪華に仕上がるでしょう。
アリッサムはお勧めです。
![](https://assets.st-note.com/img/1734008573-ZzXKRNQgDekmSoqtBApr675T.jpg?width=1200)
②リースのように隙間なく植え込む場合
リースを作る場合には
植え込む植物の高さを一定にした方が
綺麗に見えるので
葉牡丹の茎を
ある程度、土に植え込んでしまうと
仕上がりに影が無くしっかりとしたリースに仕上がります。
![](https://assets.st-note.com/img/1734010938-FOpZgMNlmJqnW57bd6EL0aBT.jpg?width=1200)
③大鉢に植え付ける場合
大きな鉢の寄せ植えでは中心部分を高く
鉢の縁に向けてなだらかに低く植え込むと
安定感のある重厚な仕上がりになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1734010355-jwEeOXrnZfqG14A3tCRxh5oU.jpg?width=1200)
冬のお庭でもっと葉牡丹を楽しんでみては
いかがでしょうか。
本日のお話はここまでとさせていただきます。
寒い寒い日がとうとうやって来ました。
冬といえば例年はこんな日がもっと以前から続いていましたよね。
今までが暖かかったので
この北風が身に染みております。
どうぞお風邪など召されませんように
Cat rosesの庭より
パーソナリティーは
cat roseでした