今やっておく春庭の仕込みと紫式部
1.今やっておく春庭の仕込み
秋の庭を彩る花たちの植え付けは
一通り終わり、
今は今年の初めに目標にしていた
引き算の庭作りに今更ながら着手し始めました。
ピンコロ石のDIYの時もお話ししましたが、
今日は来年の春に向けた作業として
お話ししていきます。
ピンコロを使ってDIY花壇作り
春の庭を意識して手を入れた花壇は
灯台躑躅が植えてある根本部分です。
鬱蒼とした木の枝がその上にかかっているので
日陰になりがちですが、
だいぶ木を当たったので
陽射しが少し入るようになりました。
春の仕込みとしては
主に6つのことを行いました。
①花壇の土増し
再生したふかふかの土を全体に加えました。
再生に使うのは土置き場で
カルスNC-Rを使って再生した土に
*鹿沼土
*パーライト
*くん炭
を混ぜたものです。
およそ10cm以上土を足しました。
②傷んだ株の整理
枯れてしまった株は抜き、
枯葉なども取り除いて
土を慣らしました。
③花壇の補修
レンガを積んで花壇の高さを出し、
木の影になって日当たりの悪い場所、
手が入れづらい場所は石を敷いて
植え込めるスペースを減らしました。
花壇の中でも土の高低差が出てしまう場所には
ピンコロ石を使って土留めをしました。
④春をイメージした植栽
庭のあちこちから出てきていた
日本スズラン
覆輪ホタルブクロ
ミヤマオダマキ
などの山野草を
まとめて植え付けて群生して見えるようにしてみました。
同じ花が同じ場所でたくさん咲いていると
印象的ではないかと想像しております。
うまくいけばいいのですが。。
⑤花壇の見直し
花壇にあった植栽になっているか、
日当たりの状況を考えながら植物を植え込みました。
⑥養生木の植え付け
見直した花壇には植栽の初めに
低木など植えっぱなしになる植物の
位置を決めました。
今回植え付けたのは
去年株分して養生していた
ガクアジサイです。
低木が入ったので
それ以外のスペースには
季節の花を植え付けたり、
鉢をおきつけたりすることができるようになりました。
これからも
季節ごとに少しずつ庭の作りを見直したり、
気になる部分を改良したりしながら
楽しんで行けたらと思っています。
2.園芸歳時記「紫式部」
紫式部はシソ科(クマツヅラ科)ムラサキシキブ属の落葉低木です。
晩秋には紫の実を枝に付けますが、
6月頃に淡いピンクや紫の小さな花を付けます。
小ぶりの小紫や白い実をつける白式部も
人気があります。
5mmほどの艶やかな紫色の実を枝にたくさんつけた様子は
秋を代表する低木といっても良いでしょう。
源氏物語の作者である平安時代の歌人紫式部にちなんで
付けられた名称だと云われています。
平安時代の貴族の栄華を連想させるのは
美しさの成せる技ですね。
本日のお話はここまでとさせて頂きます。
3.お便りのご紹介
お便りのご紹介をさせていただきます。
「秋色に染まる庭と綿の桃」に頂戴したお便りです。
*ザオリク図書館長みかん様
はじめまして。
綿の花、綿菓子みたいでファンタジックに綺麗ですね!
*とみぃ様
松永一先生は
その風貌からみんなで仙人と呼んでました
三十年ほど前に
ハウスに訪問しプリムラを見せていただいたこともあります
霧島の秋
私も今年は植えたいと思っていたのですが
すっかり忘れていました
思い出させてくださりありがとうございました
3年ほど前もお会いできればと思っていたのですが
体調を崩されて実現できませんでした
育種家が身近にいらっしゃるのを初めて知ったのが
松永先生です
遠い存在ではありますが
身近にはラナンキュラスラックスシリーズの育種家の
綾園芸さんもありますよ
早速
週末に霧島の秋を置いてそうな園芸店に行ってきます
みかんさん、とみぃさん、ありがとうございました。
ーお便りのお返事はラジオ内にてお聴きいただけますー
皆様からのお便りをお待ちしております。
お気軽に遊びにいらしてくださいね。
本日も
最後までお聴きいただきありがとうございました。
午後もお健やかにお過ごしくださいね。
cat rosesの庭より
パーソナリティーは
cat roseでした
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