根張りがいい土の条件と梅に鶯
植物の成長によって異なる土
ここの所、少しずつですが
種から育てた苗を花壇に植え付け始めています。
育苗ポットから苗を取り出す時に
気になるのは根張りの状態です。
ポットや育苗トレーに種蒔きをする時には
*栄養分を加えていない土
*保湿性が高く水切れがいい土
例えば赤玉土や鹿沼土、
最近は種蒔きの土というものも出回っていますね。
その後、芽を出してポットにあげる時には
成長を促進させる培養土などに植え付けます。
丈夫な根が伸びて植物が元気に成長するために
普段何気なくブレンドをして作っていた土のことを
もう少し知っておきたいと思いました。
今更だけれどとても大切 土の構造
土は大きく分けると三つの要素で出来上がっています。
1 固相
土や有機物の個体
植物が根を張るための栄養分や、
根が定着するために必要な要素です。
2 気相
土の中の気体(酸素や二酸化炭素)
通気性や、根が酸素を吸収するためのスペースです。
根を伸ばすための空間
二酸化炭素や酸素が動く空間
3 液相
土の中の水分(水や液肥)
根の水分供給や排出
保湿効果
この三つの要素がバランスよく整っている土は
根が健全に張りやすく
しっかりと育ってくれるということになります。
土中酸素の重要性
どの要素も大切なのですが、
土に含まれる酸素は特に重要で
土の中の気相では、
酸素よりも二酸化炭素が多く存在するので、
それを循環させることによって
根が酸素を取り入れやすくしています。
例えば、
土に水を与えれば、
二酸化炭素は溶けて流れてしまいますし、
外気温と地温の温度差によっても
気相の中で流れが起こり循環を促します。
良い土がふかふかなのは
この気相が十分に確保されていると
改めて納得しました。
今回は括約してお話しましたが、
探っていくと
なるほどな〜と思うことが
まだまだたくさんありますね。
土に親近感を覚えたcat roseでした。
梅に鶯
鶯は浅葱色をした雀よりも一回り小さな鳥ですね。
春を告げる鳥として有名です。
初音・匂いどり・歌詠鳥などとも呼ばれ、
その容姿よりも、
美しい鳴き声に趣がおかれます。
春の梅の枝に鶯が留まる姿は
清々しく、古来より絵や歌の題材とされてきました。
鶯は漂鳥で、
春は人里近くで過ごしますが、
夏になると山へと移動します。
里で鳴く声はまだ訓練中のようで
ケキョ、ケキョと上手に鳴けない
笹鳴き
山に入ると
ホーホケキョと響き渡る美しい声で鳴き
老鳴きと呼ばれます。
今年は果たして美しい鳴き声を
聴くことができるかな?
本日のお話はここまでとさせていただきます。
お便りのご紹介
お便りのご紹介をさせていただきます。
「冬越し苗の手入れと私のハマった冬挿し法」に
いただいたお便りです。
みほさん
ローズさん、こんばんは🥰
冬越し苗たくさんですね👏
我が家はコリウスのみ生き残ってくれそうです😂苦笑
トレニアもコリウスと同様に水差しにしましたが、
日光不足で残念な結果に🥲
そろそろ、鉢に上げたいなぁなんて思ってます!
冬挿し、すごく細かな作業でびっくりです🫢‼️
枝物はさし穂をした事がないので、
今度低木でやってみようかなと思います…!
我が家の雪もだいぶ溶けてきました😊
そろそろ、庭仕事をしたいです!
みほさん、いつもありがとうございます。
ーお便りのお返事はラジオ放送内でご視聴できますー
先週は気温も低く寒い日が数日続きましたが、
今週は18度越えもあるかもしれないという予報が出ています。
庭の植物たちも急ピッチで成長しているように思えます。
早春譜といった面持ちは一気に吹っ飛んで
夏間近という感じになってしまうのでしょうかね。
もう少し春を楽しみたいですね。
午後もお健やかにお過ごしくださいませ。
cat rosesの庭より
cat roseでした
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