ハリーポッターと呪いの子
凄まじいね。
よかったよ。舞台はやっぱり迫力が違う。
会場を包み込むかのような魔法に魅せられている内にストーリーは進むからどんどんのめり込んでいく。
正直鑑賞する前は、3時間は長いな…と、思っていたけど、全くそんなことなかった。
濃厚な3時間に調理され、藤原竜也の世界で彩られた。
声、スピード感、迫力、表情、全てがリアルで人間味に溢れていて、なのに、非日常で。
初めてもう一度みたいと思った舞台だった。
こんなに素晴らしい作品が世の中にあって、
生み出せる人がいるなんて、
本当に尊敬する。
世の中に生きているみんなが、何かをかかえているのに、それを隠してやり過ごそうとしたり、立ち向かおうとしたりして、日々を生きてる。素晴らしいことなのに誰からも褒められない現実。
そんなの間違ってるよなぁ。
少なくとも近しい人間だけは、そのことに気づいてあげて、認めてあげてほしい。
私はそうしていこうとおもう。
何もわからなくていい。分かるわけがないもの。
他人なのだから。でも、寄り添うことはできる。
人間なのだから。
分からない同士で幸せに生きる方法とか、
平和に過ごす意味とかを考えてそれぞれにいい方法で息をしていける世の中になりますように。
「一般的に子供を育てることが一番難しいとされているが、そうではない。大人になるということが世界で一番難しいことなのだ。」
大人の定義も子供の定義もなにもないのに
分類したがる。なぜだろう。
きっとみんな、大人に憧れる小さくて大きな子供だからだ。
おしまい。
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