
その日は突然訪れた|慢性腎臓病の猫・エルザと。
2024年6月下旬。
朝ごはんを食べてからしばらくして2回、白い泡のようなものを吐いたエルザ。
エルザが吐くのは久しぶりのことだ。しかも、毛玉とか誤飲したものを吐いたというわけではない。
少し気になったが、1日様子をみることにした。
だが、エルザはその後、座ったままじっとして動かなかった。ごはんを食べることも水を飲むこともしない。さすがに心配になって、翌日、病院へ連れて行った。
血液検査をした結果、血中尿素窒素(BUN)が130という値を示していて驚いた。(この病院での基準値は16-36mg/dl)
もちろん、この値だけで判断されたわけではないが、以前から多飲多尿でもあったので、腎臓病であるとされた。
そして6月24日から「アゾディル」(腎臓サポートサプリメント)を飲むことと、在宅点滴をスタートすることになった。
自分で点滴なんてできるのだろうか…。とても不安だったが、初めての在宅点滴は意外とおとなしくさせてくれたので一安心。とはいえ、今後、毎日となると嫌がる日もあるのだろうなと考えたら気が重くなる私だった。
だが、そんな私にとって少しだけ嬉しいことが。6月28日に再度血液検査をしたところ、血中尿素窒素(BUN)は93に下がっていたのだ。「アゾディル」が体にあっていたのと点滴をしたのが功を奏したのだろうとのことだった。そのおかげで点滴は1日おきでよいだろうとなり、少しホッとした。