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自分のことを誰かに知ってもらうこと

ずーっと誰かに自分のことを明かすのが嫌いだった。
いや、嫌いというより苦手だったのかも?

でも今回、何を頑張りすぎたのかいまだに分からないけど、突発性難聴になっちゃって(あと女の子の日も被っちゃって)、治すためには休職しなさいって怖い主治医に言われて、「あー、1人じゃ無理かも」って初めて本気で思った。

そしてその時、誰かに会いたい、話したいってなったんだけど、そういえば自分って、自分が抱えている問題とか気持ちとか、今までに誰かと正直に共有したことあったかなって過去を振り返ってみたら一度もなかった。

周りの人に対して「結局分からないでしょ?」って何の期待もしてなかったし、私の問題を他人ごときが理解できるはずないって、何だか知らないうちに自分をひどく崇高な人間だと勘違いしていた面もあったかもしれない。

でも小さい時はそう考えることでしか、自分(と家族)の問題を乗り越えられなかったのも事実。

だから今更自分を責めるつもりはないけど、そんな浅はかな私を見捨てないでいてくれた家族、そんな私を好きだと言ってくれて、面白いって言ってくれて長年一緒にいてくれた友人たちには、今まで悪いことしちゃってたなーって。

まさか自分が休職する立場になるとは思わなかったけど、今回の件を通して思ったことは、

今まで自分は特別だと奮い立たせて、周りと自分と戦い続て、よく頑張ったと思う。

でも、もうそんな味方も敵もクソもない狂戦士みたいなことしなくていいかな。
初めて人と自分は一緒に生きてるんだなって思えたから安心した。

休職中はたくさん本読んだり、大好きな親友に会ったり、家族といっぱい会話して、ゆっくり自分を充電しよう。

私の周りの人間たち、みんな、ありがとなー!




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