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夢見るマックスフィールド・パリッシュ

100年ぐらい前に主にアメリカの商業美術界で活躍したマックスフィールド・パリッシュ。

その美しい作品を知ったのは、なんと渋谷の公園通りのPARCO手前に一時的にあったコンクリート塀に描かれた壁画でした。(もちろん、模写ですよ)。確か、「収穫」という作品。

その壁画はエキゾチックなモデルを描いた絵で、コントラストの強い配色と目にしみいるような鮮やかなブルーが美しく、印象に強く残りました。

PARCOの地下の書店を覗くと、なんと、その画家の画集がありました。

マックスフィールド・パリッシュ

なんとなくロマンチックな響きの名前で、画風にぴったりだと思いました。

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画集の表紙になった作品「歓喜」

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「やすらぎ」

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「ヴィオレッタ婦人」

画集に収録されているのは、雑誌やポスターで印刷されているもの(おそらく石版画・リトグラフ)だと思うのですが、それなのに、何と色彩の美しいことか。

こんなかわいい絵もあるのですよ。

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どうも物語の挿絵のようですが、この本が欲しいっ!


アメリカの作家さんだけあって底知れぬ陽気さが漂います。眺めているだけで、ふっと心がほぐれますね。

この記事を書くにあたって引っ張り出した手持ちの画集が、手に入れてからかなり年数がたってしまって状態が良くないので買いなおしたいなぁ。と思ってしまいました。

今度手に入れるのだったら、画集じゃなくポスターかなぁ。いつも見られる場所に飾ってリフレッシュしたいですね。

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catballer
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