食べられなかったタンドリーチキンカレー
先日の話。
昼食に何を食べるのかをすごく悩んでいた昼休憩の話。
お腹が空いていたにもかかわらず、悩みに悩んで食べたものが結局おにぎり一個だった。物足りずにいると、食堂でタンドリーチキンカレーを見つけた。休憩時間が残り少ないのにまた悩む私。
作っているおばちゃんに聞くと、7分でできると言うので食べる事にした。内心焦りながらも良い子に待っていたら、さっきから私に色々よくしてくれていた外国人の女性が、何事も無かったかのように、私が注文していた出来上がったばかりのタンドリーチキンカレーを持って行った。
え?なんで?どういうこと…?
あと10分で食べ終わらないといけない焦りと空腹と、7分間良い子に待っていた私のあつあつタンドリーチキンカレーを横取りされたという裏切られた感で、これは言わなければいけないという使命感にかられた。
俊敏な動きでその女性の隣へ行き、
「それは私のタンドリーチキンでしょうが!それは私の!私のタンドリーチキンッ!」
と必死に訴えていた。
という夢を見た…
あ、すみません、夢です。
私はどれだけタンドリーチキンが食べたかったんだ。
そして、急に出てきた外国人の女性は一体何者だったのか…
目が覚めて、そんなことを考えながら、いつものように何食わぬ顔で朝食を食べた。
タンドリーチキンカレーというより、タンドリーチキンが食べたかったんだな、と自分の心理を解釈しました。
夢はいつだって摩訶不思議。