![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/62698225/rectangle_large_type_2_7969d9820ea6d511b55cdcbad8665e74.jpeg?width=1200)
大人へ絵本memo ~教科書に沿った読み聞かせ~ 低学年編
⤴写真のイメージ
低学年は
地球を感じている
地球って言うのは
自分の立っているこの
自然の風景って言うこと
そして
高学年編の写真は
街(世の中)に出ることをイメージしています⤵
教科書に掲載されている作者や 学年の単元に沿った絵本を紹介します♪
🎒1年生🐕
忘れられない教科書に載っていたお話ってありますね。
私はこれが好きでした。
『ろくべえまってろよ』
灰谷 健次郎(作)長 新太(画)
1978年 文研出版
言葉では説明出来ない。。。日常の、
子どもと大人の仕草や会話が短いお話しの中に凝縮されていて、、、
今は教科書に載っていないので、たくさんの人に読んであげたいと思います。
🙈2年生🙉
○アーノルドローベル(お手紙)に添えて読む。
『どろんこ こぶた』
アーノルド・ローベル(作) 岸田 衿子(訳)
1971年 文化出版局
こぶたには自分の好きな場所がある。大人の人間の思い通りにされたくない。どこまでもどこまでもその地を探し求めて辿り着いたのは・・・
低学年の子達の共感を呼ぶストーリー♪
○かけざんの単元に添えて読む。
『時計つくりのジョニー』
エドワード・アーディゾーニ(作)あべ きみこ(訳)
1998年 こぐま社
かけ算が苦手だとわかると親は焦ります。これ、出来ないと生活に困るやつじゃん。計算の基本だからな~💦と・・・
けどかけ算が出来ないって、計算が苦手とかじゃなくて暗記が苦手なのかもしれないし、数字の個性に気がついていないだけなのよね。
直接的なかけ算の本・・・の前に、数字が出てくるお話しを読んでみて。数字を作るものって、0から9の10個しかないんだけれど、それで世界が作られているってすごいなって思うし、それぞれの性格が解ってしまうと数字への愛が生まれる。ジョニーを読んでいるうちに愛着が湧くといいな。
🌺3年生🌺
○詩に添えて読む。
教科書にはたくさんの詩が載っています。子どもが暗記して勝手に口ずさむこともあるでしょう。教科書に載っている作品は、優れているから載るんだって思うかもしれないけれど、誰にでもすごい詩は書けるんだよ。詩は自由だし、心の何処で思っていることを書いても良いからね。
そしてこれも詩。
『教室はまちがうところだ』
蒔田晋治(作)長谷川 知子(画)
2004年 子どもの未来社
これを一度読んであげるだけで、どれだけの子が安心するか。
そう思うと読まずにはいられないです。
○あまんきみこ(ちいちゃんのかげおくり)に添えて読む。
『きつねのかみさま』
あまん きみこ(作)酒井 駒子(画)
2003年 ポプラ社
4年生でも白いぼうしが掲載されているあまんきみこさんは、どこまでもどこまでも人々に寄り添ってくれる作家さん。読んだ分だけ成長の糧になってくれる。子どもの意思と世界と慈愛をお話する人。
他にも あまんきみこさんの
『ぽんぽん山の月』『おにたのぼうし』『白いぼうし』⤵
『とりよめ』⤵
○斎藤 隆介 (著) 滝平 二郎 (画)(モチモチのき)に添えて読む。
名コンビの残した作品は子どもが自ら選ばないかもしれないかもしれないけれど、何冊も読むうちにその虜になる。
『八郎』
斎藤 隆介(作) 滝平 二郎(画)
1967年 福音館書店
あーあー、おら、もっと おっきくなりてえなあー
でも、なぜ
自分が 大きくなりたいと 思うのかが わかりませんでした。
方言がたまらない。
心を込めて読んでみると 自分がそこにいるようで。
他に『ユとムとヒ』⤵
『ソメコとオニ』⤵
○大豆の単元に添えて読む。
『ふしぎなガーデン』
ピーター・ブラウン(作)千葉 茂樹(訳)
2010年 ブロンズ新社
食べられる植物。身近な大豆を学ぶのは、日本人として大切な授業。こんなものもあんな調味料も、みんな大豆から出来ているなんて、ビックリしちゃうよね。
見るだけだったかわいいお花から、育てて食せる植物への関心が高まるときだから、こんな男の子の、実際に行った物語を読んでみよう。
○○○○ ○○ ○○○ ○○○
教科書に添える物語を紹介させて頂きました。
ご覧下さりありがとうございます😌
最後に
娘が1年生の教科書から覚えて、よく口ずさんでいた詩を
みなさまにプレゼントいたします😀
かわさき ひろしさんの詩で『てんとうむし』です。
いっぴきでも
てんとうむしだよ
ちいさくても
ぞうと おなじ いのちを
いっこ もって いる
ぼくを みつけたら
こんにちはって いってね
そしたら ぼくも
てんとうむしの ことばで
こんにちはって いうから
きみには きこえないけど