【リードエンジニア インタビュー】業務委託から正社員になったハナシ
弊社CastingONEは「一度接点を持った求職者を資産化し活用する」という、新たな領域の採用SaaSサービスを開発し提供しています。
事業は急成長中で、ユーザー数は提供から2年で30万人以上、事業は前年比300%以上で推移しています。
事業成長に合わせ組織拡大・強化を進める中で、もっとたくさんの方にCastingONEについて知っていただきたいと思い情報発信をおこなっています。
今回は、業務委託から弊社にジョインし、現在は正社員として働く大沼にインタビューしました!
フリーランスから正社員へ
ー簡単に自己紹介をお願いします!
2021年12月にCastingONEに入社し、フロントエンドエンジニアとして働いています。最近はメンバーも増えてきているので、開発業務だけでなく全体設計やメンバーのサポート等も担当しています。
経歴としては新卒で受託開発の会社に入り、フロントエンド開発として4年ほど勤めた後、フリーランスエンジニアとして活動していました。
受託開発の会社では案件がドンドン来て、納期に追われながらとにかく納品する、という毎日を過ごしていました。案件が多くなっても好きで土日に作業もしていたのですが、この状態から更に案件が増えるとなると、納期優先で作り込むことを諦めなければならないと感じ、このまま会社に居続けるのは難しいと感じていました。
もちろんエンジニアとしての経験を積めていましたが、クライアントから降りてくる限られた案件だけではなく、幅広い業務に携われるフリーランスの道に進み、エンジニアとして技術力を高めようと考えていました。フリーランス用のエージェントに登録をして、いくつかの案件を紹介された中でCastingONEに出会い、その後正社員として入社して今に至ります。
ー様々な案件の中でCastingONEの案件を受けた理由は何ですか?
理由は大きく2つです。
・スタートアップならではの「一から携われること」
・SaaS自社開発という「プロダクトへの集中環境」
CastingONEはスタートアップなので、誰かからの指示で動くのではなく、自分で作っていくことが求められる環境です。また、SaaSで1つのプロダクトにコミットしているということで、「よりよいものづくりを追求したい」という僕の気持ちともマッチしていました。
エージェントから送られてくる案件は複数ありましたが、しっかりと面談という形で話をしたのはCastingONE含めて2社のみでした。面談で1社にコミットする形で関われそうだなと感じたことや、「フロントをリードしてほしい」というニーズももらったので、経験を積むのに魅力的な環境だと感じて携わることに決めました。
ー受託やフリーランスなどの他社の開発をおこなうのと、自社開発ではどんな違いがありますか?
受託では「とにかく納期までにモノを出す」ことが求められていて、納期に合わせて開発完了させるしかなく、最悪多少のバグや不安がある状態であってもリリースすることがあります。
もちろん雑に開発をしているわけではないのですが、納期優先でテストが十分にできない等の不安が残った状態で開発完了することも稀にあります。僕自身はこの点がエンジニアとして精神的にネガティブに働いていました。
自社開発の企業、特にCastingONEでは、「プロダクトをより良くするためには」という会話が日常に飛び交っていますし、コードベースやアーキテクチャの見直しも随時行われるので日々プロダクトを洗練させている感覚が強いです。
仕事に対して「片づける」意識しかなかったのですが「作りこむ」という意識で日々開発に取り組めることも大きな違いだと感じています。
▼「プロダクト志向」についてはCTO岡崎の記事を読んでください!
フリーランス開始から半年でCastingONEに入社した理由
ーフリーランスの道へ進んで、半年で正社員入社でしたよね
そうなんです。
自身の技術力を高めていきたくてフリーランスの道を選んだのですが、フリーランスとして初めて案件をいただいたのがCastingONEで、半年ほどでそのまま正社員として入社しました。
もちろん、当初はフリーランスで割り切っていこうと思っていたんですけど。(笑)
ーなぜ正社員になろうと思ったのですか?
「会社から期待されている働きに応えられているのか?」と疑問に感じたことがきっかけでした。
僕はエージェントを利用してCastingONEから案件を受けることになったのですが、当然マージンは発生するわけであって、会社が払っているお金(期待値)と僕が受け取っているお金とで感覚がズレてしまうと感じました。
極端な例えですが、会社は「これだけ払っている」という認識でも、エンジニアとしては「これしか貰っていない」となったりします。CTOの岡崎から、「いつでも正社員ウェルカムだよ」と話をされていたので、その期待値に対するに違和感を覚えたときに正社員になりたいと相談しました。
また、代表の野澤の事業戦略を見たり聞いたりしていく中で、しっかり数字を追っていて目標達成への強い意志を感じていたので、こういうトップであれば上場も目指せると考えました。スタートアップだとSO(ストックオプション)の可能性もありますし、長期的に見て正社員になる魅力を感じたので決意しました。
ー正社員になって何か変化はありますか?
やることとしてはそんなに大きく変わることはないですが、業務委託だと関わりが局所的になっていたのに対し、会社全体を把握できるようになったため、自分が今会社の何に携わりどのくらい貢献できているのかを実感しやすくなり、その点は嬉しいです。
チームで「良いものを作る」という1つのものに向かっていると感じますし、正社員になったからこそもっと頑張ろうと意欲が湧いています。
いいサービスをつくるために、自律性を持って開発に臨める環境を作りたい
ー今後開発チームで挑戦したいことを聞かせてください!
権限も大きくなり、エンジニアの面接やメンバーのフォローもする立場にあるので、みんなが自律性を持って開発に臨める環境づくりをしていきたいと思っています。
フリーランスになった時はこんなに良い会社は見つからないと思っていたので、もっと多くのエンジニアにCastingONEのことを知ってもらいたいですし、僕たちと同じように「時間をかけて良いものを作っていきたい」と考えている人と一緒に成長していきたいと思っています。
特にSaaS系で開発を経験してきたフロントエンジニア、良いプロダクトをつくるための設計経験がある方の話を聞いてみたいです!
エンジニアを求める環境はたくさんありますし、フリーランスや会社勤め等エンジニアにはさまざまな道があります。僕はCastingONEに出会えて運が良かったと感じているので、こういう出会いができる人が増えたら嬉しいなと思っています。
CastingONEでは事業の急成長に合わせて採用強化中です。
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