金言69:最高の贅沢

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前説:
近頃ふと考える。最高の贅沢とはなんだろうか。
それは歓楽街で遊ぶ、いや遊ばされることではなく、ただひとり、静かに、たとえば一杯の麦酒で喉を潤しながら、昔人の書いた本の中の、深淵なる時空間に遊ぶことではないのかと。

本題:
縁側でごろ寝しながら読書というのが、シンプルにして一番贅沢なのではないのかと思うのである。ベッドではなく、ごろ寝というのがポイントだ。
そうだ、「ごろ寝座布団」買おう。

近況:
スポーツをした後の筋肉痛が1日遅れでやってくるのは、生理学的に説明されているが、近頃では、深酒をした後の二日酔いの苦しさが発症するのも中1日かかるような気がしている。

じっと動かず、何も考えず、ということはできないものだと思っていたが、実はそうでもない。今では、ただ時間の過ぎるのを何の苦痛もなく受け入れることができる日もある。そのとき、自分は最高の贅沢をしているのだろう。

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平史理 taira fumitoshi
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