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金言-1116:酷暑に革ジャンの話
革ジャンにボンバージャケットと名前がつけられたのは1970年代だったそうです。当時は帰国子女やベトナム戦争徴兵逃れに日本を選んだ米国籍の留学生と同じ学生寮でキャンパスライフを楽しんだ団塊の世代の一人。オートバイには革ジャンが定番でした。BOMBER JACKETです。当時のキャンパスではボマージャケットと呼んでいました。
同じ頃、日本では女子のローラーゲームが流行り東京ボンバーズというのが人気チームでした。そのおかげで、BOMBERをローマ字読みしたボンバーがすっかり定着しました。
いまではボンバージャケットをボマージャケットだと正す知識人はほとんどいません。和製英語として定着しています。ファンタジックは英語ではファンタスティックというのと同じです。文字で飯を食うコピーライターがムーディーをムードがいいと勘違いして使っています。
何はともあれ、酷暑のこの夏、クローゼットの奥にボマージャケットがあります。この3年はステイホームで革ジャンを着て外出する機会がめっきり減りました。保湿と防カビさえ怠らなければ、寝たきりやひきこもりになるまで、耐用年数は所有者の健康寿命を超えることは間違いありません。
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