金言1075:創業20年を迎える件
勤め人を卒業して起業、まもなく20年目を迎えます。
父がやり残した先代から継承した屋号の法人化を、三周忌前に何はともあれ法人登記することで形にしました。屋号復活の際、親族を役員に登記しなかったことについて法事の宴席でクレームがでましたが、赤字になったときに連帯保証の覚悟があるかと一喝。
新宿でスタートした情報処理の仕事は、ITバブル崩壊、中国オフショアのとん挫とネガティブな事象が続き、父が残してくれた資産のほとんどを食いつぶしました。資金繰りのために家族の生命保険も現金化したこともありました。生保を解約するのは最悪の判断だと傷口に塩を塗ってくれた姻族がいました。解約したおかげで、究極の現金入手の手段は使えませんでした。(請求できる生保がなかったため)911、リーマンショック、尖閣トラブル、東日本大震災、福島原発人災、中華由来の疫病蔓延など、外的要因による厳しい環境が幾度も出現しました。この20年弱、周囲の皆さまのおかげで何とか生き残ってきました。
「人になれ、奉仕せよ」
中学・高校の校訓を折にふれ思い出します。やはり、ビジネスのキーワードは「世のため、人のため」であることを、忘れてはいけないということなのでしょう。
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