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Q193:不動産投資と契約・引渡し 売買契約とは

A:売契バイケイとも呼ばれる不動産の売買条件を確定させた書面のことです。不動産を売る人(売主)と買う人(買主)の署名と捺印を持って契約が締結されたことを証明します。

売買契約書は法的に効力を発揮する契約書になります。よってその書面には収入印紙を貼って売主、買主双方の押印をすることが必要となります。売買契約書そのものは売主、買主それぞれが保管するために2通作ることが必要ですが、1つが原本、もうひとつはコピーでも問題はありません。

コピーを取らずに2通作る場合は印紙も2枚必要になるので費用負担が上がります。また仮に1通をコピーにした場合でもその印紙代を売主買主どちらが支払うのか?あるいは折半するのかは都度交渉となります

買主として売買契約書を見る際は、手付解除期間をチェックすることが大切です。これは契約後にやっぱりこの不動産を買うことを辞めたいとなった場合に契約前に収めた手付金の返却を放棄することで契約を無かったことにできる期間があらかじめ設定されています。この期間を超えると事情に関わらず契約を実行することになりますので注意が必要となります

金額の大きな不動産取引では契約書を締結して初めて売買が行われます

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