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Q124:不動産を買うための物件検索って何をすればいいですか?◆ポータルサイトで物件を探す③物件の見方 用途地域、高さ制限

A:ポータルサイトで物件検索までした後に見るポイントをご紹介します。
ちょっと難しい話になってきました

◆用途地域

用途地域によって大きく変化する特徴をお伝えしています
前回は建蔽率、容積率ですが本日は2つ目


特徴②
高さ制限

用途地域毎に建蔽率、容積率とは別に
制限がかかるものが高さ制限です
その意味合いは大雑把に言うと

隣地の日当たりや風通しを考慮しましょう
そのために制限をかけましょう

という趣旨で主に4種類あります

絶対高さ制限
主に住居系の低層住居用地域で適応されますが
建物の高さを10m~12m以上にはできませんよ
というルール
不動産投資として
アパートやマンションを建てる場合は
低層住居用地域を選ぶことは
少ないと思うので
そこまで考える必要はありません

絶対高さ制限 これはダメ

こういう上に伸ばした建物は
例え建蔽率、容積率が基準を満たしていても
ダメですよという感じ

道路斜線制限
接する道路に面している側の高さが制限されます
大雑把に言うと
道路の幅を1として
道路側の建物の高さを1.5にした
直角三角形の斜辺に触れてはいけない

なんのことかわかりませんね、、、

道路斜線制限 簡易イメージ図

こんな感じの三角形の斜線より
上側はダメですよとなります

隣地斜線制限
道路に面しているところ以外
建物に面している側にかかる斜線規制です

ざっくり言うと20m(30m)までは真っすぐ建てていいよ
それ以降は斜めにしてねってことです

隣地斜線制限 簡易イメージ図

北側斜線制限
日照を守る意味で一番光が当たりづらい北側だけに設けられる
斜線です。真北方角から建物を見たときに
隣地斜線制限と同じように斜線制限がかかります
ただ、隣地よりもこっちのほうが制限が厳しめなんです
(わたしも良く苦しめられているイメージが、、、、)

北側斜線制限 簡易イメージ図

◆特例がたくさんある

とまぁいろいろな制限をお伝えしてきましたが
実は大切なのは
それぞれの斜線制限に
色々な緩和要件があります
その要件を使うことで本来真っすぐ建てられない
建物を最大限大きくすることができます

ここら辺のお話はおまたおいおい
お伝えできればと思います

基本は厳しく制限されているが、そこに特例の緩和をどう生かせるかが土地活用のポイント



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