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ソロキャン(ではないけれども)
昨日は、普段僕がバックで演奏を担当している女性歌手から
キャンプファイアーというかバーベキューというか
とにかく、そういうものに誘われた。
場所は、阿蘇(正確には南小国)の押戸岩の丘だ。
ここは、この10年で急速に人気が出ており
「進撃の巨人」の映画(実写版)でも、巨人の誕生の場所として
撮影に使われた。
見渡す限り360度の草原。
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5時頃から始めたが徐々に暗くなり雰囲気も増す。
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平日ではあるが、キャンプ客が数組いた。
ソロキャンと思われる人もいた。
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ソロキャンが流行ってはいるし、僕も憧れたりもするが
思うのと実行に移すのではまるで違うと思う。
用具はお金さえかければ揃えられるが、実際、現地に行き、
セッティングや食事の支度、トイレの問題、そして翌朝の
片付けなどなど、僕にとってとても敷居が高い。
昨日、火起こしなどを手伝ってくれたのは押戸石を管理する
NPOに所属する青年で、都会生まれだが、田舎暮らしに
憧れ、この近辺に引っ越してきたらしい。
そして、羊を飼いながらテントで暮らしているのだと!!
主催した女性がいろいろとお願いすることにも
決して嫌な顔をせず、最後は、片付けまで全てしてくれた。
昨日、僕は将来の生活の不安を書いた。
しかし、(仮に)彼みたいな生活が出来るのであれば
月に10万も要らないのだと思う。
僕の家は敷地がかなり広く、家の建物以外にも
100数十坪の空き地がある。
漠然と、生活に窮したら、ここで野菜でも作ればいい
などど考えていたが、それが実現可能であれ不可能であれ
選択肢はまだまだ残っているのだ。
十分に山の空気を吸って、帰るころには、宵の明星がきれいに
見えていた。
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その他、人工衛星もいくつも見た。