暴力はいけない
なかなか読書に集中できず、家にある「過去、面白かった」と思っていた本を再読したりもするが、のめりこめない。
Amazonでいろいろと検索する中、「これは!」と思える
本を見つけた。
「暗殺」柴田哲孝(著)だ。
元総理が凶弾に倒れ、その場にいた一人の男が捕まった。
日本の未来を奪った2発の弾丸。
本当に“彼”が、元総理を撃ったのか?
日本を震撼させた実際の事件をモチーフに膨大な取材で描く、傑作サスペンス。
Amazonの評価もすこぶる高い。
地元の書店になかったので、久留米の紀伊國屋書店から
買ってきた。
今日から読み始める予定。
そんな中、トランプ元大統領の発砲事件には驚かされた。
僕の部屋は世界中のテレビ番組が見れる装置を
置いているので、アメリカのニュース局をリアルタイムで
見ているが、日本のテレビでは未だみない画像、映像も
流されている。
発砲音は7〜8発聞こえる。パンパンと乾いた音。
あっという間にシークレットサービスが駆けつけ
トランプを守っている。
ライフルを持った軍隊風の警官もあっという間に
周囲を取り囲む。
物凄い警備体制なのがわかるが、そんな中で
犯人はどうやって会場に入ることができたのか?
あと驚くのは、会場にいる支援者達、それに
シークレットサービスでさえ腰を屈める姿勢なのに対し、
前列にカメラマン達が普通の姿勢で撮っている姿だ。
戦場カメラマンという人たちも存在するように
カメラマンという人たちは、「いい絵」を
撮るためなら、なりふり構わないという点だ。
勇気?蛮勇?
いずれにせよすごいと思った。
そして、つくづくと暴力で現状を変えようとすることを
絶対に許してはならないと思った。