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本日の読書

ロリータ(ウラジーミル ナボコフ著)
「ロリコン」の語源となったとされる本。
世界文学の名作中の名作といわれているが、今更ながら手にとった。

小児性愛者のH.Hが獄中で過去を振り返るという体(てい)
で綴られている。
イメージと違って性描写は少なく、その点は安心して読めた。

とにかく語り口が饒舌!
で、滑稽で笑える箇所が多々ある。
しかし、(英語の)言葉遊びが多いためか、日本語だと意味が
分からない部分も多く、上記した通り饒舌で言葉数が多いので
一般的には「繰り返し読む」ことで、その良さが分かってくるそうだ。

星は☆☆☆☆★と満点に近いです。
とても面白かった。
“被害者”の少女からすれば、残酷なことではあるけれど
彼女のその後は決して不幸ではなく、その点も加味した点数です。

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