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音楽界の至宝〜玉置浩二さん

よく専門家(音響さんやプロデューサーなど)が選ぶ
「歌が上手いランキング」でトップになるのが
安全地帯の玉置浩二さんだ。
あとミーシャさんや演歌界から島津亜矢さんなどが常連だ。
※例をとりはじめるとキリがない

僕がまだ10代のアマチュアだった頃は、今みたいに
ネットでバンドの演奏を披露したり、日本全国に
セミプロが住み、それぞれの地域で活動している様はなかった。
プロデビューの最も高い確率だったのが、ヤマハが
主催していた「ポップコン」というイベントで
各地で勝ち上がってきたアマチュアバンドが
決戦を戦うというものだった(Lモーションもあった)
で、そういう「各地の強豪」を特集した本なども
販売されており、北海道地区では安全地帯が必ず
上位にきていた。
その後、安全地帯は井上陽水氏のバックバンドに選出され
(それだけ演奏力も高かった証左)
その後メジャーデビューし、「ワインレッドの心」で
一気に日本中にその名が知れ渡った。
確かCMソングにも使われ、僕はそれを聞いて衝撃を受けた
記憶がある。

玉置浩二氏の何が凄いのか。
もちろん上記した歌唱力もあるが、僕がその作曲能力とセンスだと
思っている。
「バンド・サウンド」ではあるが、ゴリゴリのロックとかではなく
その根底に歌謡曲的なものがあるが「歌謡ロック」と命名すると
ちょっと安っぽくなるのでやめとくが、メロディのセンスが
歌謡曲なのだ。
他にも、当時のバンドでいえば、広島のZIGZAGや、鈴木トオルさんが
所属していた「ルック」というバンドには、その味わいがある。

最近、安全地帯の曲を再度聞き直しているが、本当に本当に
凄いとしか言いようがない。
僕はもともと海外のロックから音楽に興味を持ち始めたが、
日本だと、安全地帯が「一番よく聴いた」バンドとなる。
東京でミュージシャンをしてた頃は、単発ではあるが
何度かお仕事もさせて頂いたこともある。

玉置浩二、それは日本の音楽界の紛れもない至宝である。

で、歌の上手いミュージシャンとなると、玉置さんは
当然として僕は、2名を上げたい。
ひとりは、米倉利紀さん。
ピッチの正確さ、発声、抑揚、感情移入、どれをとっても
僕にとって、日本一と思えるほどに上手い歌い手さんだ。

もう一人は、普段は縁のない演歌界から湯原昌幸さん。
演歌は聞かないが、この曲だけはよくYouTubeで見直している。
マイキングのテクニックなども最高だ。

どうぞ、一度聴いてみてください。
それでは皆さん、よい午後を!

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