「死」が頭をよぎった瞬間
僕は毎日21時〜22時の間に就寝につく。
仕事が20時〜21時くらいまでなので、帰宅しご飯を食べたら
すぐに横になり15分以内で眠りにつく感じかな。
就寝前の薬が数種類ある(インチュニブ、デエビゴ、トリンテリックス)
服用して効果が出るのに1時間ほどかかるので、仕事の合間の20時頃に
飲むことになる。
昨夜は20時で仕事が終わったので、生徒さんが帰ってから薬を飲んだ。
ん?
なんかひっかかったか?
喉に違和感を覚えたまま、車に乗る。
喉のつかえが気持ち悪いので、フッっという感じで息を吐いたら
1錠が出てきた。
深く考えもせず、それを再び飲み込んだ。
やはり詰まった感じだ。
こんなこと、これまでなかったので、なんだろうと思った。
そこで頭を過ぎったのが、「もしかして気管に入った?」ということだ。
すぐに誤嚥性肺炎という単語を思い浮かべ、一気に肝が冷えた。
うどんを食べて帰る予定だったので、とりあえず、店まで行った。
駐車場に車を止め、ハッハッハッという感じで、肺から強く息を
吐き出そうとした、同時に、食道の場合もあるので、
指を喉に入れ、何度もえずいた。
「そこまで出てきてる」感じだが、そこから出ない。
錠剤なので、どんどん溶けてゆくだろう。
時間が経つほどに、「出る」可能性は低くなる。
うどんどころじゃなくなり、帰宅する。
奥さんはまだ帰っていない。
四つん這いになり、なるべく頭を低くして先の動作を繰り替えす。
動物たちが何事かと寄ってくるがかまっていられない。
先日亡くなった高橋幸宏さんの死因が誤嚥性肺炎だ。
この時、始めて「死」という言葉が頭に浮かんだ。
救急診療に行こうか?
考えつつ、水を飲み(食道の場合を考えて)
バナナを食べ、ゲェゲェやってた。
yahoo知恵袋等で、情報を探す。
そこへ奥さんが帰宅した。
事情を話すと、気管だったら、そんなもんじゃないよ、と言う。
むせたり、咳き込んだりの反射作用が強く出るよ、と。
そう言いながらりんごをむいてくれた。
軽く噛み、大きな塊のまま一気に飲み込んだ。
それを数回繰り返すと、スッっと胃に落ちた感じがあった。
やったーーーー!!
とれた!!
結局、気管には入ってなかったのだ。
それでも少し気になりながら床についたが、起床した今、
この通り、僕は元気だ。
健康のありがたさ、「普段の生活」の貴重さを
改めて思い知らされました。
どんなことでも「他人事」ではありません。
皆さんも十分に留意し、注意しながら日常生活を
送ってくださいね。
今日もよい一日を!!
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