マガジンのカバー画像

リスニング向け

26
運営しているクリエイター

#東芝民謡

ER-1099

A: 信濃追分 - 小川誠一郎 (長野) (FLEXI 東芝 K.K.笹岡商店 委託制作盤 ER-1099) レア度:☆☆☆☆☆ 内容 :★★★★★ 文字通りすべての追分の分岐点となった"信濃追分"こと追分馬子唄の、三味線尺八を伴わない元唄再現レコード。片面ソノシートです。 唄う小川誠一郎は、文豪もこぞって利用した追分宿の宿屋、油屋の主人。かつて実際に酒席で弾き唄っていた飯盛女おのぶから伝授された本物なわけですが、芸妓の三下りとなったその唄を再び馬方のものとして野に

KHS-509~10

八千代市民俗音楽シリーズ5 念仏・題目 (千葉) (2CD 東芝 八千代市文化財総合調査団 委託制作盤 KHS-509~10 1991) レア度:☆☆☆☆☆ 内容 :★★★★★ 80年代からバブル崩壊まで栄華を誇った埼玉県立民俗文化センターによるレコード事業「埼玉の民俗音楽」シリーズで中心的役割を担った斉藤修平氏が、活躍の場を千葉県八千代市に移して取り組んだ「八千代市民俗音楽」シリーズ。第4弾まではレコードでしたが、最終作となったこちらの5ではCDにフォーマットを変え

KHS-010

埼玉の民俗音楽 念仏シリーズ その2 川寺の双盤念仏 (埼玉) (LP 東芝 埼玉県立民俗文化センター 委託制作盤 KHS-010 1986) レア度:☆☆☆☆☆ 内容 :★★★★★ 埼玉のOcoraと勝手に称される埼玉県立民俗文化センターによる非売品シリーズからの一枚。大太鼓と双盤鉦を打ち鳴らしながら南無阿弥陀仏を唱える飯能市川寺の真言宗智山派能満山大光寺の双盤念仏。京都を発祥とし鎌倉から浅草を経由、やがて埼玉県西部に漏れ落ちたメディテーション・ミュージックの一種で

KHS-001

埼玉の民俗音楽 万作シリーズ その1 円阿弥の万作 (埼玉) (LP 東芝 埼玉県立民俗文化センター 委託制作盤 KHS-001 1982) レア度:☆☆☆☆☆ 内容 :★★★★★ 茨城から千葉にかけても「小念仏」「飴屋踊り」等の名で広がり、葛西・浦安には「おしゃらく」(EM RecordからCD/LP化)として伝わった一連の芸能、というより娯楽。の埼玉ヴァージョン、その名を「万作」。 農閑期や野良仕事の合間に豊年万作を祝い楽しんだ農民自身によるDIYな複合ステージ

TP-1722

A: やかたおけさ - 二代目浜田喜一 (新潟) B: 岩室甚句 - 二代目浜田喜一 (新潟) (7" 東芝 TP-1722) レア度:☆☆☆ 内容 :★★★★ どことなく初代に寄った喉を聞かせる二代目浜田喜一の"やかたおけさ"。新潟の民謡は土地柄か自然に艶が乗る曲が多いゆえの近似か。越後らしい笛の効いた名演です。 民謡レコードに前所有者の名前が書かれているのはあるあるなんですが、手元の2枚は ジャケありがどこかの小野さんの所有物だったもので、ジャケなしのものが下田

TR-1046

A: 江差追分(前唄) - 初代浜田喜一・二代目浜田喜一 (北海道) B: 江差追分(本唄・後唄) - 初代浜田喜一・二代目浜田喜一 (北海道) (7" 東芝 TR-1046) レア度:☆☆☆☆ 内容 :★★★ 掛け合いというだけでも珍しいのに、初代と二代目による合作で贈る意外に珍盤。病気から復活した後のステージでの"江差追分"は、初代は唄い切るのに体力が続かないとのことで二代目との掛け合い競演で凌いでいたとのことですが、それが録音として残っていました。 こうして聞