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#委託制作盤

ER-1099

A: 信濃追分 - 小川誠一郎 (長野) (FLEXI 東芝 K.K.笹岡商店 委託制作盤 ER-1099) レア度:☆☆☆☆☆ 内容 :★★★★★ 文字通りすべての追分の分岐点となった"信濃追分"こと追分馬子唄の、三味線尺八を伴わない元唄再現レコード。片面ソノシートです。 唄う小川誠一郎は、文豪もこぞって利用した追分宿の宿屋、油屋の主人。かつて実際に酒席で弾き唄っていた飯盛女おのぶから伝授された本物なわけですが、芸妓の三下りとなったその唄を再び馬方のものとして野に

PLS-7314-NP

A: 最上川舟唄 - 後藤清治 (山形) B: 左沢音頭 - 海谷清子 (山形) (7" コロムビア 委託制作盤 PLS-7314-NP 1981) レア度:☆☆☆☆☆ 内容 :★★★★ 柳田國男以下、折口信夫、田辺尚雄、中山晋平、藤井清水、町田嘉章など錚々たる顔ぶれが加わった 1940年代の民謡再評価チーム=東北民謡試聴団が「ヴォルガの舟唄以上だ」と評したという勘違い伝説のせいで、地元では「世界三大舟唄の一つとさえ数えられる」と誇る世紀のハイブリッド創作民謡"最上川

KHS-509~10

八千代市民俗音楽シリーズ5 念仏・題目 (千葉) (2CD 東芝 八千代市文化財総合調査団 委託制作盤 KHS-509~10 1991) レア度:☆☆☆☆☆ 内容 :★★★★★ 80年代からバブル崩壊まで栄華を誇った埼玉県立民俗文化センターによるレコード事業「埼玉の民俗音楽」シリーズで中心的役割を担った斉藤修平氏が、活躍の場を千葉県八千代市に移して取り組んだ「八千代市民俗音楽」シリーズ。第4弾まではレコードでしたが、最終作となったこちらの5ではCDにフォーマットを変え

KHS-010

埼玉の民俗音楽 念仏シリーズ その2 川寺の双盤念仏 (埼玉) (LP 東芝 埼玉県立民俗文化センター 委託制作盤 KHS-010 1986) レア度:☆☆☆☆☆ 内容 :★★★★★ 埼玉のOcoraと勝手に称される埼玉県立民俗文化センターによる非売品シリーズからの一枚。大太鼓と双盤鉦を打ち鳴らしながら南無阿弥陀仏を唱える飯能市川寺の真言宗智山派能満山大光寺の双盤念仏。京都を発祥とし鎌倉から浅草を経由、やがて埼玉県西部に漏れ落ちたメディテーション・ミュージックの一種で

KHS-001

埼玉の民俗音楽 万作シリーズ その1 円阿弥の万作 (埼玉) (LP 東芝 埼玉県立民俗文化センター 委託制作盤 KHS-001 1982) レア度:☆☆☆☆☆ 内容 :★★★★★ 茨城から千葉にかけても「小念仏」「飴屋踊り」等の名で広がり、葛西・浦安には「おしゃらく」(EM RecordからCD/LP化)として伝わった一連の芸能、というより娯楽。の埼玉ヴァージョン、その名を「万作」。 農閑期や野良仕事の合間に豊年万作を祝い楽しんだ農民自身によるDIYな複合ステージ