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Salesforceカスタムオブジェクトのレコード上の特定の項目が更新された日付/時間を取得してカスタム項目値として表示する。レコードトリガーフローを作成する方法


例えばこんな状況で使う

  • カスタムオブジェクトのレコード上の特定の項目が最後に更新された日付/時間をレコード上の項目で表示したい。

  • 今回は、下記の想定で説明します。

    • カスタムオブジェクトXの「本部確認チェック(ConfirmationCheck__c)」項目が更新されたとき、

    • 更新された日付/時間を「本部確認チェック日(ConfirmationCheckDate__c)」に表示する。

実装方法

カスタム項目の作成

カスタムオブジェクトXのオブジェクトマネージャーにて下記の項目を作成しておきます。

  • 「本部確認チェック(ConfirmationCheck__c)」項目

    • データ型 チェックボックス

  • 「本部確認チェック日(ConfirmationCheckDate__c)」項目

    • データ型 日付/時間

レコードトリガーフローの作成と有効化

  • まずツールボックスから新規リソースを下記の内容で作成します。

  • この数式全体の意味は以下の通りです。

    • もし ConfirmationCheck__c フィールドが変更されていれば、現在の日付と時刻を返します(NOW())。

    • もし ConfirmationCheck__c フィールドに変更がなければ、 null(何もない値)を返します。

  • 次に、フローの開始条件を下記のように設定します。

  • さらに、要素「レコードを更新」をフローに追加します。


  • 要素「レコードの更新」を下記のように編集します。

    • レコードを更新する条件を絞り込みます(検索条件を設定)

      • 「本部確認チェック(ConfirmationCheck__c)」項目にチェックが入った時

    • カスタムオブジェクトXの項目値をレコードに設定

      • 先ほど作成した数式リソースを値に入力します。

  • フローを有効化して完成です。

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