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もし、ここがインドだったら

藤原新也の『メメント・モリ』には、インドのガンジス川のほとりで荼毘に付している(火葬されている)人の写真が掲載されている。


患者のAさんの姿が、その写真を思い出させてくれた。


拘縮が強い手足は、写真の人そのもののように思えた。


「もし、ここがインドだったら、Aさんは生きていられずに荼毘に付しているのだろうか?」


不謹慎ながら、そんなことを考えてしまう自分がいる。

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