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私はこんな緩い感じのシンガポールが好きだ。
同じ路線のバスが3台続けてきたりするシンガポール。
「あんた達は一体何してたの?」とツッコミたくなるが、プリプリ怒って運転手に文句を言ったりするような人は今まで見たことがない。
バス停には時刻表などなく、待ってるバスが今どのあたりを走っていて、何分後に来るのかを知りたい人はダウンドロードしたアプリから自分で確認。
とにかく来たバスに乗るスタンスなので、バスが「遅れる」という感覚もない。
なので下手すれば待ち時間15分とかなんてのもたまにある。
絶対に遅れたくない時はバスや電車を使わずタクシーを選ぶか、予定よりだいぶ前から行動するかのどちらかだ。
やっとバスが来た、と乗ろうとすると、あちらこちらから我先にやってくるおじいちゃん、おばあちゃん。順番なんてほぼなし。
文字通りの乗った者勝ち。笑
そう言えば東京では、ちゃんと一列に乗車待ちをしていて、横入りなんてなかったよな〜、と思い出した。
自分が降りたいバス停が見えてきたら、バスが走行中でも席を立って出入り口に向かうし、
これも日本でやったら「バスの走行中には立たないで下さい!」と注意されるんだったな〜、と一時帰国中にそう怒られたとコラムに書いた医師の記事を見て思い出した。
危ない、危ない、これはきっと私も怒られる。
と、こう書いているとシンガポールではそんなにバスは使える公共機関じゃないのかな?と思われるかもしれないが、いやいや、バスはシンガポール中を網羅していて、かなりの台数のバスが毎日シンガポール中を走り回っていて、めちゃくちゃ使えます。
MRTと呼んでいる電車も電光掲示板にあと何分で来ます。と表示されるけれどやはり時刻表はなし。
最初は「なんだかな~」と思っていた私も、この緩さに慣れてきて、今ではこんな緩い感じのシンガポールが私は好きになっている。
そして、こんな緩さが利用者の気持ちにもゆとりを与えている気もする。
この緩い感じに慣れると日本の電車やバスみたいに3分、5分間隔でしっかり着発するのが異常にすら思えてくる。
日本のバスの運転手さんや電車の運転士さんはこれを聞いたらどう思うんだろう。
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