海を越えて参加した長女のサマーキャンプ@Hiroshima Global Academy のお話し。
現在3年ぶりになる日本一時帰国の真っ最中。
本来ならこの夏は、主人の家族や親戚巡りでアメリカに飛ぶ予定だったのですが、私が以前から追いかけている、IBカリキュラムを県立で提供しているHIROSHIMA GLOBAL ACADEMY ( 広島叡智学園)のサマーキャンプがあると知って、長女に薦めると俄然行く気になったので、まぁ、まずは申し込んでもしビデオ選考に通ったらどうするか考えよう。と送ってみたら有難いことに参加出来ることになったので、家族会議を開き、日本行きを決定!
こちらのHIROSHIMA GLOBAL ACADEMY (通称:HIGA)
友達から2年ほど前に聞いて、それからFaceBookなどで情報を追っているのですが、IBカリキュラムを始め、グローバル教育や理念など、とにかくやっていることが素晴らしく、この内容を県立で提供していることに日本の教育に輝かしい希望が持てる。そんな印象を持てる学校です。
(県立なので授業料はかなりお手頃ではありますが、全寮制のため寮費がそれなりにかかります。なのでトータル的には私立に行くのとさほど変わらないぐらい。しかしながらグローバル感覚を日本でも持続させられるHIGAは、きっと長女に持ってこいの学校に違いないと母は目をつけておりました✨)
とにかくこの夏は長女をHIGAのサマーキャンプに送り出すことを決めたはいいけれど、場所は全く馴染みのない広島。
それも広島出身の友達の誰一人として行ったことのない離島…
離島ってことはある意味隔離されて、逃げたくても逃げられない?
どれだけの人口で、学校以外にも商業施設などあるんだろうか?、日用品など必要になった時にはすぐに手に入るんだろうか?と若干心配になる母…
そんな想いがどこかに通じたのか、ぼちぼちとリサーチにリサーチを重ねているうちに、広島出身の友達からHIGAのある大崎上島出身の方を紹介して貰い、繋がれて、いろいろ情報を聞けることが出来ました。
こういう時にこれまでの自分の行いに感謝🙏
そして、行く場所と日程が決まってからは、どの行程でどう動くかを考えに考える毎日…😓
シンガポールから広島、そこから宮崎の実家までを家族単位でどう動くかを考え、羽田から宮崎行きと広島行きへ別れる日程を最終的には決め、広島へ迎えに行く時はどんな旅程で何時にどこを通過など、私の夏のビッグプロジェクトになりました。笑。
旅程だけでなく、その間、主人の短期ビザを領事館に申請し、ワクチン証明や質問事項の回答を事前にMySOSにセットしたりと、やらなきゃいけないことをわんさかあって、自国への一時帰国にこんなにも骨を折らなければならないこの状況にほとほと嫌気が差すものの、行くと決めたからにはやるしかない。
72時間前のPCRの陰性結果にホッと安心して、MySOSアプリの最後の項目のPCR陰性結果を入力した後、待望の青画面に変わった時には心からホッとして始まる前から終わった気分になる始末。
自分のことだったらとっくに諦めていたであろうこのビッグプロジェクト。
誰かのため、ことさら子供のためだから頑張れて実現できたに違いない。
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そして、とうとうやってきたシンガポール旅立ちの朝は3時。
空港までの移動のために呼んだ車に2度拒否されて、フライトに間に合うのかハラハラしながら呼んだ3台目のドライバーさんはとても感じの良い方でした。
シンガポールチャンギ空港での手続きはスムーズに進み、成田に着いたのは昼14時、そこからリムジンバスで羽田へ移動。
羽田からは主人と長男と次女は宮崎の私の実家へ。
私と長女は広島へ飛び、またもリムジンバスに乗り、受け渡しの広島駅近くのホテルにチェックインできたのは夜21時過ぎ。
21時過ぎのチェックインだったので若干の心配があったものの、にこやかなスタッフのスムーズな対応でチェックインも早々と済み、18時間ほどの旅を終えて部屋に入ると安堵感から放心状態。
それまで頭の中で何度もしてきたシミュレーションが1つ1つクリアになって、これまた頭の中で1つずつ「完了」のチェックボックスに✅が付いて、『達成成功!』の掲示板がキラキラ光っているような達成感を一人感じる状態。
そして、そんな達成感に酔いしれる夜の夕飯はセブンイレブンの麺とスイーツ。
久しぶりに日本に戻って来たのにコンビニ飯?と思われるかもしれないが、海外から戻ってきた者(来る人も) から言わせれば日本のコンビニのクオリティの高さは半端ない!
長女と二人、はしゃぎながら買いすぎないように気をつけながら買い込んでホテルで食べた麺は美味しかったし、酒、特にチューハイの安さにもテンションが上がりました。
ちなみシンガポールではキリン生搾りチューハイが1本$5ほど(約450円)。安売りでも2本で$6.9(約630円)、それが檸檬堂も150円あたりなんて、本当に日本の物価安、心配になるレベル。
(そして私個人的にはアル中になるレベルの安さです。)
物価安に感謝しながら飲んで食べた後は泥のように眠りに落ちました。
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目覚ましよりも早めに起きた次の朝。
これまたコンビニで買い込んだパンを食べて12時チェックアウト。
前日、駅から徒歩6分の距離のホテル探しにもやっぱり道を間違ってしまうほどの方向音痴だもんで、余裕を持って行かないと集合時間に遅れてしまう危険性大のため、早めに場所を確認しに出向いたら、HIGAのスタッフの方よりも早く着いて、しかもまんまと見つかるという。笑
こう言う時はイニシアチブを取るために誰よりも早く着いて他を迎える勢いでいた方がいいという点で長女と意見が合ったので、早めに着こう動いていたら1時間前に着いてしまいました😅
密かに緊張している長女も持ち前の社交性をフル活用して10分後には既に友達を作り、みんな集合したから出発します!という時も、ウルウルしてる私にやれやれ顔でバイバイする頼もしさ。バスに乗り込むところまで見送る母に全く気づかないままバスは行ってしましました。
それまでは慌ただしく家族の誰かと一緒に行動して、家族の誰かのために率先して動いていた私。「ここから独りなんだな〜。」と思うと自由になれた反面、なんだか寂しさを感じながら独り新幹線の切符を買って宮崎までの帰路に着きました。
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それから1週間後。
サマーキャンプが終わるので、ロードトリップを兼ねながら家族全員で長女のお迎えに広島へ。
1週間ぶりの再会に、いつもケンカばかりの妹弟は姉を見つけると駆け出してハグハグ。
長女とはというと、楽しすぎたキャンプの思い出を引きずりながら、
「私、HIGAに入りたい!次の夏もサマーキャンプに行くからね!」
と息巻いていました。
帰りの車中で土産話に花を咲かせる長女。
それだけ楽しめたことと、それだけHIGAが良い学校と知れて、私も主人も安心満足。
これでこの夏の私のビッグプロジェクトはコンプリート!
正直なところ、最初はかなり面倒だからやっぱりやめておこう。と思っていたこのサマーキャンプへの参加。
ある意味「やろうと思えば何だって出来るもんだな」と私自身が改めて学習した出来事でした。
しかしながら長女よ、来年サマーキャンプに参加するならば一人で飛んでくれるかな。と思う母でした。
シンガポールにも児童館のような場所を作りたい!という思いから育児支援コミュニティKidsPriorityCafeを発足し日本に帰国後も主催運営しています。頂きましたサポートは有り難く運営費に使わせて頂きます🙏また、コラボ希望も随時受け付け中!お気軽にご連絡ください😃